全部がサビに聴こえる曲ってあるじゃないですか。
思いつくやつで言うと
愛は勝つ/KAN
WISH/LUNASEA
stare/Janne Da Arc
春を愛する人/GLAY
それが大事/大事MANブラザーズバンド
SHINE/LUNASEA
17歳の地図/尾崎豊
いつか/Waive
会いたかった/AKB48
他にもあるかな、めっちゃ曲に偏りあるけど。あくまで個人的な捉え方なんだけど全部サビに聴こえる。
サビのある曲=サビのない曲って書いてることもあるけど違うと思うんですよ。hideが“何にもないってことそりゃあ何でもありってこと”って歌ってるけどそれは別のお話。
ではサビとはなんなんですか。
サビとは曲で一番盛り上がるところ、らしい。
だから、サビで急に転調したり、キーが高くなるのはわかりやすい。
ずっとキーが変わらない、悪く言うと単調な曲は全部サビに聴こえるというわけですか。逆に、キーが変わらない曲はもし高音で維持してるのであればそれだけ歌うのがきついはず。
どっちがいいか悪いかはないけど、なんでもメリハリをつけるのがいいということでサビ有りの方がマジョリティなのですかね、少なくとも日本では。
でも全部サビの曲も魅力的である。
お寿司でいうとサビ有りの方が好きですが、河童巻きのサビ有りはなかなかみないのです。たまに入ってると嬉しい。
にしてもサビ有り無しっていうのは歌謡曲思考というか、歌メロありきの思考ですね。
メロディを考えながら作るか、ギターリフやコード感を重視して作るか。
海外はサビのない曲も多いですが、これだけサビとか大サビという概念があるJPOPカルチャーはメロディが重要視されてるってことでしょう。
バンドの中でボーカルを楽器の一部と見るか、楽器隊を従えてる者と見るか。それぞれに良いところがあるけど、90年代JPOPの詰め込みすぎた音数はボーカルを際立たせる為にあったと言って過言ではないはず。
そんなJPOPのサビが僕は好きです。
でも河童巻きのサビ有りはもっと好きです。