ムック小箱ツアー、名古屋2日目も行ってきました。アップが遅い!
哀愁とアンティークと痛みも葬るツアー
譲ってもらった整理番号が良かったからだいぶ前へ。
17:02頃暗転、途端激しい押し。
なかなか身体が潰れる。
ホムラウタが流れ出し、メンバー登場。
逹瑯は昨日と違って黒装束。これもムックのイメージ。
メンバーみんなメイクが蓄光というかブラックライトで光るというかそんな仕様だった。顔には漢字を書き巡らしていた。
1.絶望
絶望のギターリフの段階でもう会場が熱い。
ホムラウタ→絶望CD通りの流れ!
“ミンナ死んでしまった”から始まるのにみんな楽しそう。
2.幸せの終着
物事には終着があることと幸せに執着していることを言葉遊びで歌ってて好きな曲。
って、一曲ずつ語り出したら止まらん、割愛しよう。
CDよりヘヴィだった。もっと静かに聴くと思ったけど身体が動いて仕方なかった。
3.黒煙
これもアレンジが重たく、テンポが変わるところがフックになってる。
4.焼け跡
5.友達(カレ)が死んだ日
イントロのベースラインが良い。
ラスサビ前の“見せかけだけの形に囚われて”はデスボでずっと言ってた。
6.君に幸あれ
サビの“キサマにくれてやる”のキサマ部分のカンツォーネのようなタメが重厚感増してる。
逹瑯「名古屋ー!!二日目…まあ昨日初日だから二日目だわな!笑
昨日も楽しかったんでね…昨日来た人も今日だけの人も全て出し切って帰ってください。
何が言いたいかというと楽しんで帰ってください!」
7.ママ
8.四月のレンゲ草
9.僕が本当の僕に耐えきれず造った本当の僕
10.暗闇に咲く花
11.嘘で歪む心臓
12.帰らぬ人
逹瑯「ムックです。最近すごいなって思ってることがあって。武道館が終わって、まだ1ヶ月ちょっとしか経ってないんですよ。1ヶ月と一週間ぐらい?
なのに過酷なこのツアーも終盤に向かっていて…追加公演も決まって…また別のツアーも決まっていて。もう2度と20周年はやりたくないなと思いますよ!笑
君たちがこうやって振り回されながらも来てくれてることが唯一の救いですよ!!まあ20周年を最後までしがみついてきてちょうだいよ!
そして、このライブもしがみついてきてください!」
13.九日
この曲こんな盛り上がると思わなかった(2回目)
“短くしすぎた前髪を”のとこでユッケの前髪を触る逹瑯。
逹瑯「みんな歌える?」
14.およげ!たいやきくん
15.前へ
冒頭のギターから暴れる準備してるのがうかがえる。肩車勢が押し寄せダイブ。
16.スイミン
17.大嫌い
これもダイバーばっかり。(〜18:37)
En.(18:45〜19:20)
サイレンが鳴ったと思えば黒いガムテープで口を塞いだユッケ登場。
旗を持っていた。輸血と書かれていた。
ガムテープをビリっと剥がして
YUKKE「ゆけたん5歳、ムックに加入して18年、生まれて37歳、あと30年で67歳、そのあと2年で69歳。
69歳までゆけたん5歳の精神でいくことをダイヤモンドホールに誓います!!」
ざわざわ。
…ダイヤモンドホールじゃないよ、と言っても聞こえてない様子。
ガムテープにトラウマがどうこうって言ってた。
YUKKE「まずは男!俺の人形になって帰ってもらいます!」
いぇー!!!
YUKKE「ぼーくはゆけたんのおにんぎょう、はい!」
ぼーくはゆけたんのおにんぎょう!
思ったより声が小さい。
YUKKE「そんなんじゃお人形になれないぞ!
15人!15人対685人!
日本で男子比率が1番高い名古屋!
ぼーくはゆけたんのおにんぎょう、はい!」
ぼーくはゆけたんのおにんぎょう!
YUKKE「次は女!わたしはゆけたん大嫌い、はい!」
わたしはゆけたん大嫌い!
YUKKE「みんな嫌いなものあるでしょ?
仕事のこと!嫌いな友達!嫌いなバンドマン!嫌いな食べ物!嫌いな虫!
その想い全部ちょうだい!!!」
股間まさぐって全部ここにちょうだい!!って言って、段々白目むいて後ろ向いて何か被り始めた。
黒いおパンティ被って変態仮面完成。
YUKKE「キモい?変態の心はみんな持ってるんだよ!それを表に出すかどうかなんだよ!
みんなおまわりさん呼んでください!おまわりさん大きな声で呼ばないとずっとここいるからね!」
もうよくわからない
YUKKE「せーのっ」
おまわりさーん!!
YUKKE「そんなんじゃ名古屋県警来ないよ!!」
×名古屋県警
⚪︎愛知県警
YUKKE「せーのっ」
おまわりさーん!!!!
とメンバー登場。
逹瑯がゆけたん逮捕。
逹瑯「名古屋県警ってなんだ!!
ダイヤモンドホールってなんだ!!!」
18.水槽
19.娼婦
20.狂った果実(笑)
曲中の煽りで、
ミヤ「名古屋で有名なバンドの言葉を借りるとセックスがしたい!!!!」
逹瑯「やりたいやりたいやりたいやりたいやりたい!!!」
lynch.のpulse_で言ってるもんね。
VJSで見れて良かった。
ダイバー転がってくるわ、圧はすごいわでよくわからん空間だった。ほんと狂った果実だった。
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いつも通りMCはニュアンスです。MC前日に比べ少なかったな。
初日の日記に、
アンティーク、哀愁、痛絶、葬ラ謳のツアーと言ったものの、赤盤、青盤、負ヲ讃エル謳の曲も含まれていた。あと水槽か。
インディーズ時代のムック。
ムックを知ったのは我、在ルベキ場所の頃。たまたま見たHOT WAVEのCM。
自分の知ってるヴィジュアル系は黒ジャケにシュッとした感じだったのに、目の周り真っ黒が今は主流なのか…と衝撃だった。別に主流でもなくいろんなパターンが出ただけだった。
最初のムックの印象は曲調は聴きやすいのにダークで詞も陰鬱で、目の周りも真っ黒で、「泥水をすする」という言葉が合うような気がした。
歌謡曲・フォークをバンドサウンドで、しかも重厚なサウンドで体現しており、重たいけど聴きやすい。
初めて買ったのはなけなしの小遣いで買った葬ラ謳。中学生だったかな。
Twitterにも書いたけど、ほんとに不愉快な曲たちの詰まったアルバムなんですよ。
本人たちも書いている。
当時GLAYとか希望を謳うバンドを好きだった自分としては衝撃的で。
でも、聴けば聴くほどはまっていったアルバムでした。
だからこのアルバムメインのライブが見られて嬉しかった!ずっとわろてたもん、不愉快な曲を聴いて愉快なわたし。
この頃のムックはAメロ静かでサビで動く曲が多く、静と動がはっきりしている傾向にあった。その頃の楽曲を今のムックの厚いバンドサウンドで演奏するからさらに緩急がつく。
素晴らしいピッチャーになったバンド。
あとは肩車されてからダイバー来るからわかりやすい。だいたい私のところで引っかかるからコロコロ転がしまくった。私で止まるから首が痛いんよ。でも楽しかったよ。
あとは珍しくグッズ買った。タオルとアルバム2枚とアプレゲール(!)
珍しい。レビュー書きたいぐらいだ。
押し合いで潰れるかと思った試練の小箱ライブ2日間は無事もみくちゃで終了しました。ほんとにありがとうございました。ごちそうさまでした。
っていうかズタズタやってない…!!!
【セットリスト】
SE ホムラウタ
1.絶望
2.幸せの終着
3.黒煙
4.焼け跡
5.友達(カレ)が死んだ日
6.君に幸あれ
7.ママ
8.四月のレンゲ草
9.僕が本当の僕に耐えきれず造った本当の僕
10.暗闇に咲く花
11.嘘で歪む心臓
12.帰らぬ人
13.九日
14.およげ!たいやきくん
15.前へ
16.スイミン
17.大嫌い
En.
18.水槽
19.娼婦
20.狂った果実(笑)