気まま猫草

音楽が好きな社会人の徒然

18.09.23 浅井博章 「爆寸学園 大阪校」@なんば紅鶴

3連休中日のお話。
DJ浅井博章トークイベントへ行って参りました。


爆寸学園 大阪校

場所はなんば紅鶴という味園ユニバース近くの会場。初めて行った。

浅井さんは言わずとしれたラジオDJですね。
5月に東京であったんですけど行けなくてずっと行きたかったイベント。V系文化、歴史のトークライブということで、自分の知識も補完したくて行った次第です。


16:00 定刻になりチャイムが鳴る。浅井さん拍手で煽りながら登場。


浅井「起立!
気をつけー。
折りたたみ!

 

 

浅井「着席。
みなさん、爆寸学園へ入学おめでとうございます!校長浅井博章です。
前回、岩瀬ガッツさんと東京ではやったんですけど、好評だったので大阪でもやろうと。基本的には東京と内容は一緒ですので。東京も来た方は初めてのように聞いてもらえればと思います笑


トークイベントは何回かしてるんですけどね、一人で出るというのは初めてです。
今日は近年無いくらい緊張しています!というのも、さっき流してたBGMは僕のiPhoneからなんですよ。なので、携帯が手元になくてやることがない!
楽屋に闇金ウシジマくんがあったんで読んだんですけど、余計に集中できない!」

 

 

浅井「本日のスケジュール」
と、細かいスケジュールは忘れたけど、
講師紹介、V系史のことが書いてあって、

浅井「その後休憩を挟んでみなさんには確認テストを受けてもらいます!!!

 

!!!!!

 

浅井「本日の講義の内容はテストに出ませんので

出ないんだwww


講師紹介では、経歴紹介でFM802の番組(V-ROCK802?)、爆寸、NACK5の番組(BEAT SUFFLE)の順に記載されていたと思う。

 

浅井「なので20年ぐらいV系に携わっていることになります」

 

浅井「まず好きなバンド。
こういう仕事なのでね、基本的に全てのバンドが好きなわけですが…その中でも好きなバンド。
まず、良い人

 

 

浅井「そして、ラジオなど積極的に喋ってくれるバンド。
次にラジオのプロモーションに出てくれるバンド。ラジオ儲からないからインストアイベントばっかりのバンドもいますからね!
そして、ファンが優しいバンド!少し言い間違いしたらすぐ非難してくる人がいますからね」

これはキリショーが言ってた“間違ったこと言ったらぶっ潰される”ってやつね笑 一定数わーわー言う人いるもんね。

 

浅井「今の条件でだいたいは良いんですが、、、、強いて言えば…強いて言えば…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

曲が良い

wwww

 

浅井「曲が良ければそれに越したことないんだけど、そんなに関係ないということです!」
DJ視点というか、コミュニケーション取って関わることが多い立場だからファン視点と違って面白い。

 

浅井「V系には様々な文化があります。それを誰が始めたのかという点で掘り下げたいと思います。V系はじめて物語」

ということでどんな順番で話していたか忘れたけど、V系のフリなどの歴史を紐解いていくお時間。覚えている範囲で羅列していきます。

 

8の字ヘドバン
浅井「8の字ヘドバンはすごい発明品ですよ」
これ以降もフリとか色々発明品って言ってた笑

 

浅井「それまでヘドバンというと縦に振ってて、首に負担がくるわけですよ。マキシマムザホルモンダイスケはん椎間板ヘルニアで活動休止になりましたけど、ホルモンのヘドバンは縦で折りたたみみたいに腰から下ろすのではなくて、首だけでやるんですよ。
これは負担が大きい!8の字でやると筋肉痛こないことないですか?8の字だと負担が少ないわけです」
昔は筋肉痛なったことなかったけど、今痛くなったりするのは歳とったからかなぁ。

 

浅井「最初に8の字で、メンバー揃えてヘドバンしたのはSEX MACHINGUNSだと思います」
前方の方が、セーックス、マシンガンッ!のポーズやってた。

 

折りたたみ
浅井「これもヘドバンでゆっくりなリズムで振る…折りたたみという名前がつきましたね。これもいつからやっているのか…

 

おそらくゲルニカ/PIERROTなんじゃないかと思いますね。ドゥールードゥールーのとこで振り下ろすという。ちょっと聴いてみましょうか」

ゲルニカのイントロ。

 

浅井「たぶん昔は1.3(リズムの話)だったと思うんですけどね、この前爆寸ver.Pやったときは2.4になってましたね。これがPRIVATE ENEMYというアルバムなんで99年とか?」
2000年だね。こういうこと言うのが怖いと言われる所以なので言いませんww
でも曲は99年とかに披露してたのかなぁ。その辺わからず。

 

浅井「そこから宇宙戦隊NOIZですよ。ライブハウスとかで見たのはIgnitionが初めてじゃないかなあ」
Ignitionをプレイ。
これも1.3のリズムで頭。

 

自殺の理由はー?という声。

 

浅井「自殺の理由は三拍子だからまたちょっと違うかなぁ」

 

浅井「バンドによっては田植えって言ってましたね。田植えの動作に似てるから」
初めて聞いた(°_°)

 

浅井「1.3か2.4はバンドによっても違いますけどね。でもリズムが強い方でやったら良いのにと思います」
バンギャは基本裏で、ラウドは表が多いよね。
陰陽座は表だ。

 

浅井「他のV系以外のバンドも取り入れてて、ワンオク(ONE OK ROCK)もやらせようとするからね。
折りたたみという言葉があるので、こんなダサい煽りもあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


たためぇ…
wwwwwww

 

浅井「まあ頭振れって煽りもどうかと思うけど、たためぇ…って!笑
これを始めたのは高橋尽HERO)ですね」

wwww

 

浅井「彼は面白いキャラだから良いんだけど、それを正統派なバンドが真似して“たためぇ…”って言うとなんだかなとなりますね!」

 

モッシュ
浅井「横モッシュ。これもすごい発明品だと思うんですよ。普通のバンドのライブというとモッシュはおしくらまんじゅうなんでね。ぶつかり合うと思うんですけど、ヴィジュアル系好きな人たちは好きなバンドのメンバーしか見たくないわけですよ。普通のライブだと気づいたら前から2列目にいたり、極端に言うと上手から下手まで移動できるわけです、周りに迷惑をかけずに。
列を乱さないように、でもモッシュが見たいと思うバンドマンたちが上手いこと考えたんだと思います。これも最初はNOIZだと思うんですよね。CHROMOSOME SIX
あー!!なるほど!!

 

浅井「これは途中フリもありますけどね。で、こんな煽りが出てきました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


上手にモッシュ!!

wwwww

 

浅井「これはたぶん夕霧くん(DaizyStripper)が最初に言ったんじゃないかと思って確認しました。確認したところ、“上手じゃなくてこっちにモッシュ!!は俺だと思います”ということで。また似たようなもんですよ!笑」

 

浅井「今は両手あげて回転モッシュとかありますね。洗濯機とも言いますか」
洗濯機って初めて聞いた。洗濯機とか扇風機とか家電ばっかやないか。

 

浅井「両手あげた方が安全って言うけどチューしちゃうかもしれないじゃん!笑
でもあれ当たってはないんでしょ?」
回転モッシュってシドの循環とも違うやつなのかな。もっと手をグリコっぽくあげてた。あんま若手バンドへ行かんからわからんとです。

 

煽り曲
浅井「煽り曲って各バンドありますね。ずっと同じところをループしてる曲。
その最初ってなんでしょうかね。おそらくBURST/GLAYなんじゃないかと」
これ寝耳に水というか考えたことなかったわ。

 

浅井「関東土下座組合とかはループが短いけど、BURSTは普通の煽りよりも長いんですよ。


行くぜっ

 

\おー/

 

行くぜっ

 

\おー/

 

行くぜっ

 

\おー/
だけで何度も繰り返して、そこから
Let me BURST

 

\BURST!BURST!/


なんでね。曲始まったら“始まったかぁ〜”って感じで笑 いや、お客さんなら楽しいんですけど、関係者こんな風に(拳)やらないからさ笑」

たしかに長い。20分近いときとかあったはず。
BURSTで叫びに叫んでからのSatellite of loveはびっくりした記憶。まだまだ声出る。

 

浅井「昔はBURST始まったら“タバコ吸いに行くー?”みたいな感じでした笑」

 

 

浅井「で、ブログ(?)にBURSTが長いと書いたらJIROくんからメールが来て。

“俺もそう思う”と笑


でも、TERUが出し切らないといけないから…!ということでした。
そして、残-ZAN-/Dir en greyとかね。あれは煽り曲を作りたくて作ったと当時言ってましたから。でも今は絶対に認めないでしょうね」

浅井「個人的には煽り曲を30分ぐらいやるなら一曲でも多くやってほしいなと思います。爆寸では短くやりますからね!」
私もそう思います!

 

逆ダ
浅井「逆ダイってなんやねん!まあ演奏している人が飛ぶのをダイブと言って、フロアからいくから逆ダイなんでしょうけど…でも突進してて飛んでないですもんね笑
これは言葉よりも先にライブで見ましたね。


FANATIC◇ CRISIS黒い太陽という曲で、曲中にフロア中心の人たちが後ろに下がって行くわけですよ。空洞ができてて、そこから前に背中向けて突進していくわけです。最初なんだこれって思いましたね。最初やられた人よく怒らなかったなぁ」

そうだね笑


逆ダイって言うと手を引いて頭下ろすやつも言うからあれはいつ始まったのだろうか。

 

手バン
浅井「手バンみなさんやってみてください。あーいますねぇ笑
手バンは元々頭を色々な事情で振れないけど、手を振りますってのが最初だと思うんですよね。HERO高橋尽くんは手バン大嫌いって言ってましたけど笑
そんなんじゃなくて頭振るのが見たいんだよ!!って笑 極端ですね笑

 

まあ確かにね、周りがヘドバンしてる中で手バンしてると目立つんですよ。手を動かさない方が良いんじゃないかってぐらい。
にしてもバンギャはなぜあんなに手を動かすんでしょうね。足動かないのに」


そう!!!笑
気をつけのままだからパラパラみたいなんよ。

 

浅井「まあ手動いてる方が盛り上がって見えるからね。」


結局起源がわからないけど、ABCの2007年のフリラのときに、千聖PENICILLIN)が楽園の“咲き”に言及したとき、僕らの時はヘドバンとか手バンしか無かったですからねって言ってたから、90年代中期ぐらいにはあったのかな。

 

咲き/ソロ咲き
浅井「咲きはソロで咲くのと似たような感じですけど、最初に見たのはナイトメアのギターソロでしたね。最初演奏見ろよって思った」
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今ソロ咲きって咲きになってるよね。

 

浅井「たぶんみんなにギターソロ見てほしいみたいな感じなんでしょうね。咲きは?みんな好きなバンドマンに咲いてるんでしょう?
あれはいつからですかね」

 

バロック説があります/

 

浅井「あーバロック説あるんですねえ」
そうなんだ(°_°)

 

浅井「硬派なバンドで言うと咲き禁止のバンドとかもありますからねえ」

 

フリ(曲フリ)
浅井「フリは…GLAYとかのこれ(GLAYチョップ)とかはあったと思うんですよ。あとは90年代で歌詞に合わせてファンが手を動かしたり。

 

演者主導でフリをやっていたのはせいぜいXジャンプ(X/X)とICONOCLASM/BUCK-TICKだと思うんですよね。ICONOCLASMはこの前のSPIRITS(hide)でもやってたし。
でも、曲毎にフリを作ったのはやっぱりPIERROTじゃないかと」
Adolfやってた。

 

浅井「PIERROTは勝手なフリやらないもんね。やったら怒られそうだもん笑  キリトくんにどうやってフリ作ってるのか聴いたら“ステージ上で適当にやってます”って言ってたけど、いや、あれは絶対鏡の前で練習してる!!“こっちの方がかっこいいな!!”ってやってると思う!」

 

 

浅井「Adolfはたぶん片手にマイク持ってて手拍子ができないから、こう(腕クロス)なったのをみんなが真似していったんだと思うんですよね。今やバンド毎で振付動画があるぐらいですもんね。旗を振ったり。あれ持ってたら邪魔だよね?邪魔だからそれを入れるケースも売るっていう」

 

手扇子/ネオ手扇子
浅井「手扇子みんなやってみてください。
これはL'Arc〜en〜Cielとか耽美な感じのバンドのフリで始まったと思うんですよ。
90年代の手扇子は上から取って…上に返す…みたいな。


今の手扇子やってみてください。いわゆるネオ手扇子ってやつですね。たぶんアリス九號.とかその辺りのファンの方から変わっていったんでは…と思います。でもそれ今古いからね!
この前FEST FES.のとき、最前見てたらこんなん(身体ひねらず。手はロック調のソーラン節のフリのよう)だからね」

そうなんだ(°_°)ソーラン節かと思った。

 

浅井「咲き禁止と同様に手扇子禁止のバンドもありますもんね。tetsuyaさんとかスクリーンに出してましたからね。よく飛行機のこういう行為したらダメですよって映像のパロディみたいな感じで、手扇子ブッブーみたいな。
自由なノリ、拳とかにピンポン!って出てましたから」

そうなんや(°_°)
ちなみに僕は手扇子は基本やりません。
やってる自分を客観視すると気持ち悪いから(男がやってるのを客観視すると…という意)
たまにやるのは気まぐれですね。


お立ち台
浅井「お立ち台ってどのバンドにも、V系以外のバンドでもありますよね。ONE OK ROCKcoldrainもあったんじゃないかな。
ないのは背の高いボーカルとかかな。


最初にお立ち台始めたのは清春さん(黒夢)だも思いますね。今お立ち台と言うと、頑丈な…なんというか台形みたいな形ですよね。しっかりとした作りで。でも最初に見たときは…あの学校の体育の時間にやったポートボールの台…だったと思うんですよ。たぶんあれを買ってきたんだと思います。あの新宿ロフトでやったCORKSCREWの…いや、DRUG TREATMENTか。あのCDジャケットに清春さんが手を置いてるのがそうだと思います」


へえ!!!


浅井「もう初めて見たFAKESTARのときにはありましたからね。今はほんとどのバンドでもありますね。」


エグいインスト
浅井「エグいインスト。色々あると思うんですけど、最初はDaizyStripperの壁ドン会じゃないかと。TLがざわざわしたのを覚えているのでね…笑
リーダーのベースのReiくんにどんな感じでやるの?って聞いたら、“浅井さんやってあげますよ”って壁ドンされて」



浅井「こんな距離だからね!キスしそうな距離だよ。周りから見えないように一人ずつやるらしいです。そういうのが最初でしょうかね。
男性アイドルとかまあホスト営業みたいなのはあるようです。


今ラップ越しにキスとか指挟んでキスとかあるんでしょ?もうキスしたらいいじゃん!!!
wwww


チェキ
浅井「みんな好きなチェキですよ。まあ賛否両論ありますけどねえ。これもいつから始まったか定かじゃないんですけど、MASKじゃないかと。
最初はMASKがチェキだけ売ったんじゃなくて、クリアファイルの中にセットで入れたみたいで。それが飛ぶように売れたらしいんですよ。それで“チェキ売れば良くねぇ…?”ってなったみたいで。今度未散くんに聴こうかなぁ。でも今そんな状態じゃないんでしょ?生死をさまよってたみたいで」


TL回ってきてたね、高橋尽の。


浅井「チェキ最初なの??とか聞けないよね。」


CDのc/w違い、DVD違い
浅井「CDのc/w違いとかはいつからでしょうね…。
最初はトレカだったと思うんですよ。シングルを買ったらトレカが封入されていて。トレカを交換するぐらいで。


いつからかc/w違いで複数タイプ販売するようになって。初回A.B.Cと通常A.Bとかわけわかんない!!笑


みなさん全部買うんですか?場所取るでしょ?
仕事してるとCD-R一枚に全部焼いて送ってほしいなと思うわけですよ。例えば同じ事務所で3バンド同時期にシングル出すとします。丁寧に全タイプ送ってくるから20枚ぐらいになるわけです、箱ですよ?同じ表題曲のシングルがたくさん箱で送られてくるわけです。資源の無駄使いですよ!」



浅井「いつから同じ購入者に複数買わせるようになったんでしょうね。キリショーもインタビュー答えてましたけどね。CDよりグッズ買ってあげてって。
CD5枚で5000円買ったところで、200円ぐらいしか入らないわけです。それも作詞作曲やってる人でそれぐらい。それならチェキ5000円分買ってあげれば4500円ぐらいはバンドに入るわけですよ。


複数買ってランキング上位になるとかなら良いけど、いまどきランキングもあんま関係ないもんねえ。
AKBもそうかな。投票権入れて…あれは握手券もあるのか。インストアイベントも同じ感じかな」


曲調
浅井「V系らしい曲調で、シャッフル曲(シャッフルビート)がそうですね。これを最初に取り入れたのがLady/Janne Da Arcです。
これまでのV系HR/HM基調でオシャレなリズムはなかったんです。だから僕も流したんですよ。Dearlyだから…いや、Resistだ。デモテープだけど流したんですよ。Ladyとあともう一曲…ICEかな?


Janne Da ArcLadyの後もDry?BLACK JACKとかシャッフル曲を作っていて、今各バンド一曲はありますもんね」
もしかしたらJanneがシャッフルナンバー作ったから裏のリズムがフロアに入るようになって、今は2.4リズムになってるのかな。スウィングしないとこの曲のれないしね。
バンギャのいいとこは2.4で取るところ。


一応V系はじめて物語はそんな感じでしたかね。


バンド名の変遷
浅井「バンド名の変遷を見てみましょう。まず90年代。90年代は外国語以外のバンド名が多かったですね。まあ読めなかった。


L'Arc〜en〜Ciel(フランス語)、ROUAGE(フランス語)、MALICE MIZER(フランス語)、La'cryma Christi(イタリア語)、MASCHERA(イタリア語)、Eins:Vier(ドイツ語)」
それっぽく浅井さん発音してた笑


浅井「そしてラ行が多かった。爆寸ver.ラ行ができるぐらい!」



DAS:VASSERとかも読めなかったしね笑


浅井「2000年代に入るとカタカナバンドが増えましたね。
ムックガゼットシドナイトメアヴィドールホタルカリメロ電脳オブラアトアリス九號.など。


この時期サブカル的なcali≠gariがメインストリームになってきたんですよね。ムックも元々その一派(密室ノイローゼ)で。だからサブカル的な感じで初期は歌謡曲基調でした。今はだいぶ変わりましたけど。
シドガゼットも今音楽性違いますけど、初期はやってることそんな変わらなかったですからね。ナイトメアも」
そうか、カタカナだから日本的であり、歌謡曲にも繋がるわけか。ドレミ團も歌謡曲だし。
2000年の方が日本的だ。


浅井「ここからもっと読めないのが出てきたんですよ。90年代も読めないけどまだマシですよ。


少女-ロリヰタ-23区
少女読まないってどういうこと??」


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浅井「彩冷える
“る”どこ行ったの??」


www


浅井「パノラマ虚構ゼノンって書いてゼノンってどういうこと??」


浅井「トゥーン工場って書いてファクトリーーって!!」


浅井「ルエカミ京東
反対から読むのね!!」



東京ミカエル出てきてびっくりしたw


浅井「これはね、僕らからしたら罠なんですよ。普通に読めるから罠なんですよ。
それで読めないと“浅井さん知らないんですか!”とか言われるし!笑
まあ変換できるだけいいか!最近できたブレーメンとかBräymenって変換できないからね。サイコルシェイムのeにちょんとついたやつとか(Psycho le Cému)」


2000年代 バンド名〇〇ィー多い問題
浅井「メリーサディジュリィーDollyダリTHE KIDDIE…」


多いね笑


浅井「知らない人からすると、“あ、そういう系ね!”どのバンドかわかんないわけですよ笑」


アー写の変遷
浅井「アー写にも変遷があるんですよね。
まず90年代はこんな感じですよ」
LUNA SEAが映る。


浅井「不思議な感じなんですよね。順番に五角形みたいになってる。で、カメラはちょっと上から」
次、SIAM SHADEのモノクロアー写


浅井「ハードロックをやるとしてもV系でやると決めた頃で、格好もこんな感じですね。たぶん左から2番目の方はJzさんの前の方です。
足(太もも)も出してますね」


私が消える/Laputaの初回ジャケとラクリマSiam's eyeの3rdプレスジャケも写っていた。


浅井「まあこれはジャケットですけどね。五角形というか不思議な撮り方ですね。
次2000年代です」


ムックが出る。
浅井「まずユッケくんのこの髪型!90年代じゃ有り得ないわけですよ。このマッシュルームみたいな!」



浅井「そして、目の周りをパンダにした感じとか口の周りも黒くして。これも90年代にはない感じですよね」


シド 流通盤の頃のアー写
浅井「これがシドですよ。今のシドギャはこの頃を知ってるんでしょうかねぇ!」


ガゼット  斑蠢の頃の写真(だったかな?)
D'espairs Rayも出てた。


浅井「2010年代に入ると…明るい!!!」
ビバラッシュペンタゴンが紹介されてた笑
色が派手やね。


DIAURAも紹介されてて、
浅井「正統派のV系はこんな感じですね。DIAURADIAURAだよね??yo-kaくんは見るたび顔が違うから。全部イケメンなんだけど顔違うからねえ」


浅井「では、30年活動しているBUCK-TICKはどうでしょう」
と、初期アー写とか色々出すものの、


浅井「初期はみんな髪を逆立てて。ドラムのヤガミトールさんはずっと髪の毛を立て続けていますね。たぶんこだわりでしょう。
でも、あんまり変わんないですよね。30年変わんないってすごいことですよ。一方Dir en greyDIR EN GREY)はどうでしょう?」


もう写真出る前からざわざわするwww
Toshiyaが違うとか色々わーわーあって一番ざわざわしたわ笑


そして、最新の人間を被るアー写はどこへ向かうのだろうか。


浅井「あんなにアー写が出ることにTLがざわざわするバンドないですよ。それで毎回コラとか作られて!笑」


以上で講義は終了で、質問コーナー。
チケット購入時に質問や喋ってほしいこととか書けるとこがあって、多少本編と被るとこは割愛。


飛び道具について
浅井「飛び道具ってなに?Jin-Machineのマグロのこと(マグロに賭けた男たち)とか?
人格ラヂオお人形さんとかね。あれはお人形さんを考えて作ったらしいです。
マグロはけっこう優しく投げてますよね。優しく投げてくださいって言われましたからね。


お人形さんは思いっきり叩いてるもんね笑」
お人形さん好きな曲だわ。


フリの話
浅井「今わかんないのはゴリラだよ」

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浅井「だんだん可動域が広くなってるよね。ヘドバンも大きくやってる人とか危ないでしょ?」

危ないねえ。これはやめてほしいと思っている。


浅井「ヘドバンのリズム遅れてやるのはどうなの?そもそもヘドバンってリズムにのってきてテンションが上がってするもんだからどうなのかなぁと思って。
ゴールデンボンバーザ・V系っぽい曲のギターソロあけで“あたまあたまあたまーー”って言うけど、あのリズムで振り続けるの難しいじゃないですか?
だからテンポ遅く振るんだと思うけどあれはどうなの笑  別のジャンルからV系に入ったバンドのメンバーにライブ見てどう?ってきいたら気持ち悪いって言ってた。


それはヘドバンが気持ち悪いんじゃなくて、リズムに合ってないのが気持ち悪いって」

これはオペラのJaYのことかな?たしかに合ってないと気持ち悪いから振らない。


浅井「その点ガゼットはBPM150〜160ぐらいの気持ち良いラインをわかってるなぁと。もちろんそれ以外の曲もあるんだけど、ライブで残っていくのはそういう曲が多いよね」

 

浅井「それとキメが入るところで手入れる(両手で入れるやつ。抱きしめてシュヴァルツみたいな)のはあれは曲知ってますよってアピールじゃないの?」


そうだねwwww


浅井「それと今の咲きってこうでも(普通の咲き)こうでも(郵便ポストみたいなやつ)なく、こうだからね。この前フェストフェスでやってた」
と神様崇める感じ。


浅井「こう咲きながら見ながら頭振るからね」
たぶん現代的疑惑都市DOUBTのギターソロで一小節ツーバス踏むとこだ。


浅井「インディーズのライブとか行くとギターソロのときお立ち台のぼるじゃないですか?そのとき上手の人とか真ん中に移動して咲くんですよ。それ移動する意味ある??って笑
で、真ん中にいる人は一歩下がるみたいな笑


まあいろんなフリが出てくる度引きますよ。一回引くし、みんなも今の人についていけないとか言いますけど、みんな慣れるんです。結局みんな馴染んでやってますからね笑」
あとキンブレの話とうちわ、ペンライトの話してたけど、忘れた。手拍子できるかできないかみたいなことだったと思う(〜17:12ぐらい)


ここで一旦休憩挟まってテスト。
休憩中に煽りの話になって。


浅井「ver.Pで話したんだけど来た人いないよね…?
ボーカリストによって拳の部分とか煽り方が違うんですよね」
オイッ、オイッ、オイッて拳のところね。


浅井「まず、LUNA SEARYUICHIさんは…TONIGHTの間奏のとこでセイッ、セイッ、セイッ、セイッて言うんだよね」


言う。
ということでTONIGHTのライブver.が流れる。


浅井「セイッて…長渕か!」


それは初めて聞いたとき思ったw


浅井「セイッてSayだから…言えって言ってるわけですよ。
ではLUNA SEAの弟分はどうでしょう。SIAM SHADE栄喜さん。」


SIAM SHADEPRIDEが流れる。


栄喜「コイッコイッコイッコイッコイッコイッコイッコイッ!」


\コイッコイッコイッコイッコイッコイッコイッコイッ!/


浅井「来いって言われてるんですよ。来い来い来いって言われて、観客も来い来い来いって返すのは違うと思うんですよね。
だから、来い来い来いって言われたら正解は、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

行く行く行く行く行く行く行く行く!!!!なんですよ」



浅井「ライブがあったら言ってみてください」
モンキーサイエンスに締め上げられるわw


浅井「lynch.葉月くんはテンションがあがると“ロウー”って言うんですよ」
Adoreが流れる。
言ってるw


浅井「これはCDver.ですけどね、ライブでも言うんですよ。葉月くんになんて言ってんのって聞いたら


ロウーって言ってますって」


wwww

 


浅井「グロウルだからね!笑
逹瑯くんもテンション上がったらジャーンって締める前に、オウェッッて言うよね。嗚咽にも聞こえるような」


嗚咽ww


浅井「なんでこの話をver.Pでしたかと言うと、キリトさんはどんな煽り方をするかというもので」
なんの曲か忘れたけど流してて。
オラッって言ってた。


浅井「キリトくんはテンション上がるとオラッて言うんですよ。PIERROTになる前のものが出てしまって笑
オラッて喧嘩売る時のなんじゃオラッですよ。
アウトレイジ ビヨンド西田敏行ですよ」
台詞言ってたけど、アウトレイジは見たことないから覚えていない。


浅井「お金払って見にきたファンにオラッて!!!でもよく教育されてるなぁと思ったんです」


と言った話を休憩中にしていて、そこから確認テスト(17:24〜17:35
テストはwebでやるスタイルでした。


歌詞の穴埋めとかアー写にモザイクかかってたり、連想する言葉の問題だったりしたんだけど、これが激ムズ。知ってるはずなのに…と必死で思い出しても出てこなかったり。


入力送信すると自動採点されて戻ってくるスタイルでした。
ちなみに僕は70点でした。テストの内容は次回と被るかもしれないので割愛しておきます。前回とは変えてるらしいですが。


そして、答え合わせと解説をスクリーンで。
なかなか問題に偏りがあるというか、なんとなく浅井さんのバンドの趣味がわかったような気がした問題でした。


浅井「みんな自分の好きなバンドはよく知ってるけど、知らないバンドは全然知らないね!」
とのこと。たぶんバンギャはジェネラリストよりスペシャリスト向きなんです。この話で一度日記を書きたいと思っていたところで、タイミング。


浅井「次はもっと簡単なやつにしよう!X JAPANのメンバーは何人とか!」


今余計難しい…


浅井「あ、言ってて難しかったわ!!!8人でX JAPANとか言ってたし笑  何年のメンバー何人とか。2006年のKraのギターは誰?とか。
2008年のPlastic Treeのドラムは誰?とか」
それもなかなかww


浅井「せっかくなのでまたやりたいですね。
良いたぬきの使い方とか。たぬきでバンドマンを釣ろう!みたいな」



浅井「起立!
気をつけー。
折りたたみ!」


その後チェキ撮影とかあったけど、参加しなかったので、会場を出たのが18:15ぐらいでした。
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書き起こしたわけじゃないんで、表現とか違ったらすみませんですけど、こんな感じですかね。

気まぐれでバンド名は青字、曲名アルバム名は赤字、なんとなくの見出しで緑字にしています。


ダイノジ大谷さんのトークイベントも楽しかったけど、浅井さんは約20年V系に関わってきたからこその切り口で。


年代毎で追う歴史ではなく、V系の文化、フリ毎に追う歴史だったのが面白かった。
当たり前だけど、当時をリアルタイムで追ってないものを当時の視点で説明してもらえるのが新鮮で、それを知れたのが嬉しかった。


そしてテストの難しさですよ。
学生の頃、
歴史は点で覚えるのではなくて、線で覚えなさいと言われたのを思い出したわ。
割と年表のように聴いてきたと思っていたけどまだまだだった。
これからも大局的に、包括的に聴いていきたいもんです。それはV系に限らずいろんな音楽を。どんどん補完したいもんです。


浅井さんありがとうございました!第2回もやってほしいです!
V系とは文化であり、歴史であり、大河ですね。ごちそうさまでした。