気まま猫草

音楽が好きな社会人の徒然

19.12.10 JANUS EIGHTY EIGHT special/w 中島卓偉、植田真梨恵@Music Club JANUS

中島卓偉植田真梨恵のライブへ行ってきました。
Music Club JANUS

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JANUS主催のイベントであり、EIGHTY EIGHT specialとタイトルがついていた。
グランドピアノをフィーチャーしたイベントはEIGHTY EIGHTという名で行なっているようですね。
卓偉さんが先攻の様子。

 

19:00〜20:01
卓偉「こんばんは、中島卓偉です」

 

1.mother sky

優しいピアノ+力強い歌声で終始続くので、メロディの良さが映えるライブテイクでした。

2.The Long And Winding Road/the beatles

 

卓偉「改めましてこんばんは、中島卓偉です。今日はピアノ形式のライブです。本当は自分の方がおっさんなんで、後に出ないといけないんだけど、売れてないのにスケジュールがいっぱいでね。今日戻らなきゃいけないので、先に出させてもらいました。
今日は98%ぐらい植田真梨恵さんのファンですか?違いますか?笑

 

植田真梨恵さん初めてお会いしたんですけど会ってすぐ朗らかにこんにちはー!って言ってくれましたよ。福岡の久留米出身で、やっぱ福岡出身と聞くと親近感わくもので。自分も福岡出身なので」

 

卓偉「次の曲は女性はどこか強がっていて涙を見せられない場面があって…そんな女性に向けて歌った歌です。泣きたくないのにという曲を聴いてください」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

卓偉「あ、違うね、曲違うね?

えwwwww


卓偉「よくやるんだよなこれ、まあいいや、いこう!」
3.泣きたくないのに

卓偉「ありがとうございます、続いて本当はこの前にやる予定だった曲です。福岡という曲を聴いてください」
4.福岡
イントロが一部完全4度だったり、一瞬和風に聴こえる瞬間があった。

 

卓偉「来年春ぐらいにここ10年のベストアルバムが出ます。ありがとうございます。
そのベストアルバムにも収録される、ここ数年新曲として歌っている曲をやりたいと思います。今デビューして20年がすぎて、21年目になっていますが、感謝を込めて歌います」
5.ありがとう

 

卓偉「今日はこういうバラードのライブをやっていますが…みんな眠くなるよね!!?仕事疲れてるんだなと思います」
いつもと違うよ!!!叩き斬らないの🤭

 

卓偉「ここでハンドクラップしてほしいと思います。さっきもカバーやったんですけど、Lady Madonna聴いてください」

6.Lady Madonna/the beatles

 

卓偉「デビュー前から歌っている曲、Calling  Youを聴いてください」
7.Calling You
8.どんなことがあっても
イントロがスタッカートでピアノが跳ねていた。

 

卓偉「次で最後の曲になります。えーって声が少ないですねえ」

 

 

卓偉「僕のファンはイベントのときはあんまアピールしないんでね!普通逆だと思うんですけどね!今言っても遅いですよ!

 

卓偉「植田真梨恵さんのファンの方も聴いて頂いてありがとうございました。植田真梨恵はかわいいね!歌が上手いのにかわいい!
普通かわいい人は歌が下手なんだよ、逆に歌上手い人はブスばっかだから。世の中そんななってるから!言わなくて良いこと言っちゃうんでね!

wwwww

 

卓偉「でも植田真梨恵さんは両方持ってるんでね。そこのとこちゃんと見て楽しんでください!一緒に写真撮ろうって言われたので撮りましたけど、真梨恵さんはこんなポーズするのかな?」

おでこに手を当てて敬礼みたいな。

卓偉「20年やってきてこのポーズ初めてしましたからね!できれば自分では写真撮りたくないんだけど、撮ろうって言われたら撮ります。
真梨恵さんは15で大阪へ出てきたのかな?男なら1人でも大丈夫だけど、女性は大変だよ!自分も1人で東京へ出て似たようなものだけど…まあ高校へも行かず、僕はドロップアウトした人生だったけど」

 

卓偉「この後真梨恵さんはギターを弾くのかな?最初はグランドピアノだけと聴いてたので歌に徹して…今日本当に歌に集中できて良かった!アコギ弾きながらだとコードも弾かないといけないし、フレットも見ないといけないし、めんどくさいのよ!!!

 

 

卓偉「世の中ギターボーカルってのが1番面倒なんでね!だから今回は歌に集中できてよかったです。
最後に歌うのは3号線という曲ですが、ちょっとだけこの曲について話させてもらえないですか。

 

3号線というのは九州に通っている幹線道路で。僕は古賀市というところの出身なんだけど、そこを通り、真梨恵ちゃんの久留米市も通って、鹿児島に続いている道で。
住んでいるところは駅が海側にあって、自分の住んでいるところが山側で、そこを区切るように3号線があったのね。すごく危ない道路。
俺には兄貴がいて、兄貴も俺もその3号線が嫌いだった。

 

個人的なことを言うと、俺の親父はもう死んでいて。親が離婚したときもどういうことかわからなくて、母親が“子供を返してください!”って来たのも覚えていて。その帰りに母親を見送っていくんだけど、親父が“3号線までだぞ!?3号線まで行ったら帰ってくるんだぞ??”って言われていて。この3号線が無ければ、母親を駅まで送っていけるのに…と思っていた。だから3号線が兄貴も俺も嫌いだった。


当時自分は3歳で、なぜ兄貴が俺に見えないように泣いてるのもわからなかった。
親父のことは嫌いだったけど、それでもやっぱ親父に育てられていたし、子供の頃の記憶だから(母親への記憶も)やっぱ美化もされていたりするわけで…。


大人になって母親も育児放棄みたいなって出て行ったこともわかるわけです。段々そのモヤモヤしたものがどうしようもなく、あるとき曲にしようと思ったのが…10年ぐらい前かな。30過ぎたぐらいだったと思います。
真梨恵ちゃんもそうだと思うけど、アーティストは誰しも自分の体験を歌にしたいときが出てくると思います。そのモヤモヤしたものを歌にしたことで自分は…少しは解決したような気がしたのね。自分は曲にすることで少し消化できたような気がしました。
もちろんみんなの方が辛いことを沢山経験してきたと思います。そんな想いを最後、曲に重ねて聴いてもらえたらと思います。今日は本当にありがとうございました、中島卓偉でした」

9.3号線
冒頭アカペラスタートで、メロディを包むようなピアノだったから、バンドサウンドの時の悲しさが際立つ荒々しさがなく、とても優しい導入だった。

間奏開けぐらいからバンド時に通ずるような力強さへ向かって行き、一曲の中でここまで印象が変わるものかとびっくりした。

 


20:15〜21:11
SE Strawberry Fields Foreverで入場。
1.流れ星
2.きえるみたい

植田「こんばんはー!植田真梨恵です。
はじめましての方ー?はじめてじゃない方は大丈夫でーす」

 

 

植田「ピアノ、西村広文ー!うまーーい!!」

 


3.メリーゴーランド
4.心と体
5.よるのさんぽ

植田「よるのさんぽを聴いて頂きました。今日は音楽を鳴らして、最高の夜に、したいと思います」

チューニングで一音ずつに乗せてメロディのようになってた。

6.FAR
7.優しい悪魔
8.夢のパレード
9.softly

植田「次で最後の曲になります」

 

植田「西村さんとこの形式でやって8年ぐらいですか?来年初めてホールでライブが決まりました。大阪は新大阪のメルパルクホールというところです。もし今日聴いて良かったという方がいれば来てもらえると嬉しいです」


植田「中島卓偉さんはマネージャーに教えてもらったんです。たぶん12.13年前…自分が15で大阪に出て事務所に所属するんですけど、今のマネージャーに教えてもらいました。
ずっと自分の中で続いていた音楽の中で、出会えた今日なので、本当に今日はいい日になりました。

改めて歌の力はすごいなと思いました。曲を聴くと歌う人の情景が浮かぶようで…自分も沢山の音楽に出会って、感動していきたいと思いました。今日みなさんにお会いできてよかったです、本当にありがとうございました」
10.変革の気、蜂蜜の夕陽

曲が終わりはけていくも、
手拍子が続く。
植田さんが出てくる。

 

植田「アンコールありがとうございます!本当は卓偉さんとできるのであればやりたかったんですけど、時間の都合でできないということで…でも自分がやるのは違うかなぁと思って曲はやりません!今日はありがとうございました。気をつけて帰ってくださいね〜!」
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福岡出身のお二人のライブ素晴らしかった。
グランドピアノというのがまた音が響いて良いですね。音が滑らかなのがよくわかる。


卓偉さんはバラードに寄っていたから声色もよくわかったし、改めて綺麗なメロディラインだなと気づけた楽曲でした。
大好きなmother sky嬉しかった。


植田真梨恵さんは音都というイベントで観た以来2回目で、そのときはバンドスタイルだったけど、今回の方が声が映えていてすごく良かった。
いや、バンドスタイルのときも突き抜ける声だとは思っていたけど、アコースティックだからそれが顕著で。


声量もすごい。
声にビート感もある。
ブルーノートを使うからという理由ではなく、声自体にサイケデリックな感じもして、聴いていて声が変わっていく、多面体が転がっていくようなライブでした。
そしてかわいかった!


語弊を恐れずに言うと、女性アーティストに感動したことがもしかすると初めてかもしれない。そんなことを思えた、思わせてくれたとても良い夜でした。


声量すごいからセッションをすれば卓偉さんにも負けないぐらい響きそうで、2人での演奏を聴いてみたいですね。
JANUSの企画すごく良かった!ありがとうございました。
ごちそうさまでした。

 


【セットリスト】
中島卓偉
SE Nowhere Man/the beatles
1.mother sky
2.The Long And Winding Road/the beatles
3.泣きたくないのに
4.福岡
5.ありがとう
6.Lady Madonna/the beatles
7.Calling You
8.どんなことがあっても
9.3号線

 

植田真梨恵
SE Strawberry Fields Forever
1.流れ星
2.きえるみたい
3.メリーゴーランド
4.心と体
5.よるのさんぽ
6.FAR
7.優しい悪魔
8.夢のパレード
9.softly
10.変革の気、蜂蜜の夕陽