DREAM THEATERの来日公演へ行ってきました。
どうしても仕事の都合で広島しか行ける日がなく、弾丸NoLimitで。
広島と言えばメタルのこの方の街。
ポスターあるはずなのに通った道になかった…
今回は1992年発売、2nd album “IMAGES AND WORDS”リリース25周年記念で、アルバム再現+αという記載がされてました。名盤と呼ばれるアルバム。2部構成、3時間のライブということで、洋楽にしてはだいぶ長い。まあプログレメタルだし曲も長いしね!
その前に、広島に来たときは恒例のジェラート屋さん、ポーラーベアへ。
初めてきな子味も食べました。不思議な色だ。美味しかった。
そして、遠巻きに原爆ドーム
を眺め散歩して会場へ。
場所は広島文化学園HBGホール(広島市文化交流会館)
2015年GLAYでも一度来た会場。すごく見やすかった印象。
ライブは広島ホームテレビ主催って書いてあって、
って、普通の人が見たらテレビ局主催の映画観賞会にも見えなくないなと1人で少しわろてました。
私が入場したときにはBGMでTrooper/IRON MAIDENが流れていました。他にも知ってる曲がいっぱい。
Mr.Crowley/OzzyOsbourne
Master of puppet
Perfect Stranger/DeepPurple
Baba O'Riley/The Who
Somebody to love/QUEEN
Heaven and Hell/Black Sabbath
Sweet Caroline/Neil Diamondが流れて暗転。
DREAM THEATER IN CONCERT IMAGES, WORDS&BEYOND
第1部(17:00~17:59)
開演。SEでメンバー登場。
MCは英語でわかりませんでした。いつも通り。
1.The Dark Eternal Night
曲中間奏になるとVo.Jamesは積み重ねたアンプの後ろへ。
プログレのライブは間奏中Vo.はどうしているのか疑問で、それがやっと解決しました。
間奏も変拍子の嵐。
2.The Bigger Picture
3.Hell's Kitchen
4.The Gift of Music
5.Our New World
6.As I am
7.Breaking All illusions
12分を越える大作。
前奏で既に2分を越える。
前半の間奏でguitar、key、bassがユニゾンするところがあってそれが心地いい。タイミングも至難だろうに。キマると感動する瞬間が多々ある。
楽曲に展開が多いのです。
同じメロディを忘れた頃にリズムを変え繰り出すので伏線回収の感じがプログレの良いところ。喝采で一部が終了。
20分の休憩。
BGMは急にHR/HMから路線が変わった。
Brandy/Looking glass
Takin' to the street/The doobie Brothers
Peg/Steely Dan
Jungle love/Steve Miller Band
Hold the line/toto
Private Eyes/Daryl Hall&John Oates
第2部(18:19~19:32)
1992年発売だからか、1992年のHappy New Yearの様子が流れ、いろんな音楽が流れてくる。で、Pull Me Underの紹介があり下記曲へ。
8.Pull Me Under
やはり1部よりも盛り上がる笑 イントロ大歓声。というか2部はIMAGES&WORDS完全再現だからほんとにイントロ大歓声。
ヒット曲だろうし、みんな好きなアルバムだろうし。
みんなでPull Me Underしてきました。
9.Another Day
10.Take The Time
MCどこかで1992年に初めて来日した話をしていた気がする。
11.Surrounded
12.Metropolis-Part Ⅰ:‘The Miracle and the Sleeper’
歓声の中でも1番盛り上がっていた。これ人気なんですね。もちろん好きな曲だけどDREAM THEATER好きな友達がいないからわからなかったw
曲中ドラムソロがあり、9分超えの長い曲がさらに長くなる。
ドラムソロにも変拍子を織り交ぜるから容赦ないなと思った。
13.Under a Glass Moon
14.Wait For Sleep
15.Learning to Live
もうここまで聴いてだいぶお腹いっぱいでした。感動的で満たされてました。
En.(19:33~19:59)
16.A Change of Seasons
ただのアンコールじゃないんです。
A Change of Seasonsは1995年発表のミニアルバムで
Ⅰ The Crimson Sunrise
II Innocence
Ⅲ Carpe Diem
Ⅳ The Darkest of Winters
Ⅴ Another World
Ⅵ The Inevitable Summer
Ⅶ The Crimson Sunset
の構成で、CD聴くと一曲なんだけど、23分超えの7部構成をアンコールに持ってくるという。アンコールレベルを超えている。
前奏なんて4分Vo.無いし、普通の一曲分終わった頃にJamesが登場する。
曲終わりにGood night!と去って行きました。
いやいや、この3時間がgood nightすぎて寝れないよ!
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このバンドに触れたのは大学入ったぐらい?IMAGES AND WORDSでした。もちろんリアルタイムではないけど。
プログレッシブメタルはプログレッシブロックが起源になっているだろうけど、どちらも長尺曲、一曲基点よりアルバム基点によるコンセプトアルバム、転調、変拍子、シンセの多用等、曲の中に展開・ドラマ性を感じられるものが多い。
DREAM THEATERは特にプログレッシブメタルを先導したような存在。
その当時メタルもあまり知らなかった私が名前を聞いた事あるという理由でDISK UNIONでたまたま購入したのは褒めてあげたい!ほんとに良くやった!
とてもノリにくい(褒めてるよ)変拍子の中、ギター、ベース、キーボードがユニゾンする事もあれば、各々がテクニカルフレーズを繰り出す事もあり、そんな歌いにくい状況でさらっと歌い上げるJamesという複雑に絡み合ったステージを見るには2つの目では足りなかった。
目が足りなぃぃぃいいいいい!!!!!って何度も思った。バンギャみたいな事言ってると思ったww
変拍子すぎてリズム感が良いのか悪いのか。良いに決まってるんだがそう思ってしまうほど。
変拍子が多すぎて、4/4になったときの安心感。4/4に安心感を覚えたのは初めて。
それと、同じメロディをコードを変え、リズムを変え、テンポを変え、同じ曲の中に持ってくるのは伏線回収のようでドラマティックで。
そして、照明。
照明演出が上手いというか、変拍子が変わる瞬間瞬間を照明で上手く捕らえていて、この取りにくいリズムに的確に合わせられるところがプロフェッショナルだなと。この照明のおかげで曲と演奏自体がさらにエッジの効いたものになる。
こんなの一日二日で成せる技ではなくて、長年のチームワークなんだろうな。
冒頭に映画観賞と書きましたが、
DREAM THEATERのライブは映画一本どころでではなく、映画を何本も見たような気がしました。
DREAM THEATERと照明含めたスタッフとが作り出す総合芸術であり、1つのライブを作り上げるスタッフの顔も見えるようなライブでした。
これはまた見たいです…。広島来て良かった!
ごちそうさまでした。
【セットリスト】
1.The Dark Eternal Night
2.The Bigger Picture
3.Hell's Kitchen
4.The Gift of Music
5.Our New World
6.As I am
7.Breaking All illusions
8.Pull Me Under
9.Another Day
10.Take The Time
11.Surrounded
12.Metropolis-Part Ⅰ:‘The Miracle and the Sleeper’
13.Under a Glass Moon
14.Wait For Sleep
15.Learning to Live
En.
16.A Change of Seasons