気まま猫草

音楽が好きな社会人の徒然

19.11.30 you 2019 tour “ONLY you & you”@大阪バナナホール 第1部

youのライブへ行ってきました。
大阪バナナホール。椅子ありだったので、200人ぐらいかな。

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youさんは10月30日に0th AL ONLY youをリリース。作曲、編曲、演奏、録音全てyouさんで行ったアルバムであり、そのライブツアー。
もちろんサポートも無し、youさんだけの出演。


ステージの上は僕だけです。
会場に来てくれた”あなた”と楽しい空間が作れたらいいなと思っています。
アルバム『ONLY you』共々、こちらの方もよろしくお願いします。


とツアー発表時、コメントがアップされていた。
youさんの0からのスタートを切る19箇所29公演の9公演目。


you 2019 tour “ONLY you & you”

 

14:35〜16:02
幕が開くとステージにはパソコンとギター3本。
youさんの部屋のようだった。
youさん登場。髪型さらっさらのグレーチェックのシャツでした。
スタッフも誰もいないyouさんだけのステージ。

1.誓いの調べ
基本的にyouさんがメロディを演奏し、
バッキングやアルペジオは同期で流していた。

2.未来への願い

you「ONLY you&youツアーへようこそ!とうとう大阪へやってきました…とうとうじゃないな、遂にやな笑
今日は土曜なのでね、1部と2部があります。昼の早い時間から集まってくれてありがとうございます。


ONLY youというアルバム基本的には全ての音を自分で出して作っています。もちろん制作は1人では出来ないんですが、全てギターから出す音で作っています。
今回のツアーもそれをコンセプト…コンセプトと言っては大げさですけど、“自分でできることは自分で”をテーマにしています。
なので、本来はマニピュレーターとかがいてやってくれるんやけど、これ(パソコン)も自分で。
あ、押してもた!

wwwww

 

you「次の曲行ってしまうとこやった…笑
それと、今回はギター3本を使わせてもらってますけどね、普通はローディーがチューニングしてくれてますけど、これも自分で。
色々となにかやりながら喋る作業が増えると思うので、マイクから離れて喋るときがあるんですよ。そんなときは“マイク!”って言ってください」

 

 

you「全体的にお見苦しい点があるかとは思いますが、ご了承頂ければ…と思います。では次の曲はギター変えるのでチューニングします。最近どう!?

振り方雑いwwww


それと途中で飲み物を飲もうとして、喋りながらだから飲めず、喋って、飲めず…みたいなのを繰り返して、
you「いつ飲むねん?ってなぁ。水飲みます」

これ仕事で喋ってるときも自分自身あるあるだから共感しかなかったわ。

水とスリムボトルにはお茶が入っていて、you「あっつ!!!!
ってなっていた。いちいちかわいい。

 

you「今回はONLY youの世界を作りたいので、セットリストもアルバム順通りです。先程1.2曲目をやったので、次は月影と…えー…(チラッ)…ちゃうで?アルバム曲ぐらいちゃんと覚えてますからね!見なくても言えますからね!

wwww

 

you「月影と朝顔聴いてください」

3.月影
4.朝顔

you「先月…先月ですね、ONLY youというアルバムですが、先程全ての音をギターから出したと言いました。2、3人ぐらい“ドラムみたいな音も入ってるけど…”と思う方もいるかもしれませんが、あれも全部ギターを叩いて出しています。


とはいえ、ギターを叩いたり、ギターを何本か重ねたりして曲になっています。
次の心奥という曲はそんな中でギター1本で演奏している曲です。チューニングの兼ね合いで少し違う部分もありますが、ライブアレンジと思って聴いてもらえればと思います」
5.心奥

 

you「ここからはアルバムからは脱線して…いや、脱線はしないんだけど笑
アルバムを1人で作ったと言いましたが、どんな風に作ったかここで曲というか…短いものだけど再現のようなことをしてみようかと思いまして。
普段曲を作るとき、自分は何かモチーフがあって決めるんですが、せっかくなのでなにか作ってみようかなと。ここにいるみんなとだけで作ってみようかと思います。
みなさん、今日は元気ですか?それとも切ない感じですか?

 

wwwww

 

you「外は寒いですか?寒いやんな!!?この前新潟でな!!?あ、これ話長くなるわ」

you「おばちゃんみたいな喋り方になってしまったわ笑   新潟めっちゃ寒かったんですよ。新潟を舐めてたというか…東京から車で行ったんですけど、朝早かったんで車内で寝させてもらってたんですよ。
で、もうすぐ新潟ってところに着いたんですけどおしっこ

おしっこwwwww

 

you「おしっこ言うたらあかん!!!!トイレ!!!

もう遅いwww

 

you「トイレ行きたくなって出たんですけど、雪降ってて。寒くて出られませんでしたからね。ホテルまで我慢しようと。
でもね、新潟はたぶん寒いからか空気が綺麗だから、すごく澄んでいて景色良かったんですよ!でもその話をスタッフにすると、1番良い景色のところは爆睡してたみたいで。
あ、でも言っておくと今回は演者兼マニピュレーター兼ローディー兼運転手ですからね!」

おおおおお!!!
寝てるばかりではないことを言いたかったらしい。笑

 

you「なので、新潟と比べるとまだ大阪は暖かいですね」

 

曲にモチーフが必要という話になり、
you「みんな元気な感じですか?しっとりとした気分ですか?メロウな感じですか…アップテンポな感じ?あ、アップテンポね!
この前どこの会場か忘れたけど、テンポ早くし過ぎてついていけなくなったのでね。笑 そんなことにはならないようにしたいと思います」

 

you「普段、曲作るときはモチーフがあって、それにリズムやテンポを作って、コード進行とかを考えて…そこからメロディを作るんで、そのパターンでいきたいと思うんですけど。そこから足りないときはみんな知ってるハモリを入れたり…。
大阪…大阪らしいもの…おりてきた!

おおお

 

you「降りてきたというか大阪といえばという曲なんですけど、そのまま使うわけにはいかないんでね笑 いや、みんな知らないかもしれないけど…。弾けるかな」
とアンプ繋がず練習するyou。

 

you「あ、いける。たぶんいける!普段はリズムからとるので、同じようにやっていきたいと思います。まずテンポ決めよう。もっと速くいけるかな…」
とテンポを決めて、ドラム部分を録音。
ギターを叩くのだが、ギターの弦が揺れて音が入る。

 

you「普通はこういう用でギターの弦抑えるものがあるんだけど、無いのでこれで」
と、グッズのタオルを巻く。

 

you「これでいけるかな、あ、まあ大丈夫か」

ドラム部分の録音。
次にコード部分を録音。
最終メロディの部分を録音。

 

you「メロディを録ります、あ間違えた!!!」
というのを何度か繰り返してた笑
いきなり音外したり、レコーディングってこんな感じだったのかなと見ていて楽しかった。

you「ちょっと早かったな…

you「間違えた!

you「…(笑)」

you「まあいいか、こんな感じか笑」

こんなセリフをよく言ってた気がする。

 

you「最後にちょっと足りないな…というところにみんなも知ってるハモリを入れるわけです。全部に入れてしまうとずるっといってしつこかったりするので、ここぞというところに入れたいと思います」
と、メロディ後半にハモリを入れることに。

 

you「あっ!…同じミスした!!

you「さっき弾いたのが自由過ぎて…

you「もう一度いいですか

you「うん…」

1人でやり直ししている様が、1人なのにすごく楽しそうだった。
ギター好きなんだなと思って。

 

you「上手くいってないところもあるけど、それも味なのでね。一度聞いてみようと思います。曲わかった人いるかな」

浪花節だよ人生は”だったかな。

 

you「せっかくこうやってみんなと曲ができたので、ぜひこれを持って帰ってほしいと思います。前は良かったら…って言ってたけど、必ず持って帰ってください笑
僕が会場名と日付とタイトルを言うので録画してもらえたらと思います」

本当ONLY youなことしてくれますね。。

 

you「タイトルは浪花節だYo

wwww

 

you「これ滑ったな…

wwww

と録画タイム。

 

you「それでは11月30日 ここバナナホール第一部…みんなとできた記念の曲聴いてください。名付けて“浪花節だYo!”スタート。あっ!

なんかボタン間違えてた。笑

 

you「大丈夫大丈夫!」
youさん聴きながらわろてた。笑
聴いてた時はそんな思わなかったけど、録音したら1.3がだいぶ強調されてて演歌らしくなっていた。

 

you「では、アルバムに戻っていきたいと思うのですが、次の水平線という曲は会報でダーツの旅をやっていたときには元はできていた曲です。それを今回アルバムへ入れるときに完成させたいなと思いました。
大切なものという曲は…大切なもの、人、存在とかなんでもあると思うんですが、身近にありすぎるとその存在に気づかないこともあって。その大切さにもっと気づくべきだったな…という後悔、反省と…でも、それは今でも大切なものに変わりがないということをイメージした曲です」
6.水平線
7.大切なもの

 

you「自分が曲を作るときはイメージやモチーフがあって、次の二曲は景色からイメージして作りました。もしかすると、この曲を聴いて違う景色を想像した人もいるかもしれませんが、この景色を想像して聴いてもらえたらと思います」

8.夕焼け空
9.冬の雨

you「早いもので最後の曲となりました。またギターを変えるんでね…最近どう?」

 

 

\元気ー/

 

you「元気?だよねえ?」

だよねえ笑

 

you「最後は零からという曲です。気づいている人もいると思いますが、GAIAというアルバムにZEROという曲があり、その曲の自分がメインと思っている部分を入れています。
零からのイメージは前からあったんですけど。

なぜ、このZEROを入れようかと思ったかというと、今回のアルバムは0からのスタート…という意味があったからです。そして、平成憩い部とか来てくれた方はわかるかもしれませんが、(Janne Da Arcを)捨てるのではなく、一旦置いて、1人のギタリストとして0から始める意味を込めているからです。
もちろん、自分の大切なものなので捨てられないですが、捨てるわけではないことを込めています。そんな想いが伝わればと思っています」
10.零から…
チューニングが6弦だけドロップしていたような。
ドロップDチューニングかな。
でも、ZEROは半音下げだったような。ドロップC#かも。


スタートを5.6弦右手で抑え、左でトリルやっていた。
そこからはyouさんのギターしばきコーナー。
途中挿入されるZEROはCDで何度も聴いた学生時代に心が戻る。


you「0からのスタートを暖かく見守って頂いて本当にありがとうございましたー!」
En.(16:04〜16:27)

you「アンコールありがとうございます。もちろん曲もやるんですが…この中でONLY you&youの中でONLY youを決めようと思いまして。
1人選んで、100年に1人の逸材と言われる…you画伯の似顔絵…もはや肖像画を書かせてもらおうと」

you「もちろん拒否権があります!呼ばれて、手を上げて拒否するのはやりにくいので、そのままスルーで良いです。それで拒否になりますので」

 

 

you「そして、描かれた方は怒らないでくださいね」

wwww

 

you「いや、怒ってもいいんですけど堪えてくださいね

wwww

you「さあ、犠牲になるのは誰かな…

犠牲wwww

 

と呼ばれ、1人目の方が拒否しなかったのでステージに上がり、youさんと対面で描いてもらう。なかなかyouさん描き殴っててすごいwww
完成し、みんなに見せてたけどみんな大笑い。似てないけど拍手せざるを得ないというか笑

you「怒らないでね、堪えてね?」

 

 

you「これは最初からやってたわけじゃないんですよ。でもこれ(グッズ紹介)はやってたかな。でもこれは紹介してないな」

と、スリムボトルの紹介。

 

you「お茶が入ってます。基本的に水かお茶かコーヒーしか飲まないんでジュースとかしばらく飲んでないですね」

 

you「あれみたいに紹介しますね」

 

\ジャパネット?/

 

you「そう!ジャパネット!今から言うことは嘘も混ざってるのでね、後で“〜って言ったじゃないの!!”ってスタッフさんに言うと僕が怒られるんですけど。
まあ怒られても良いんですけどね笑

はい!ではこのスリムボトル!
いわゆる魔法のような瓶、魔法瓶です!」

 

魔法瓶??みたいになってて、
魔法瓶って伝わらないのかなぁ。水筒のこと魔法瓶って呼んでた属は少ないのか。

 

you「このサイズ感!そして重厚なブラック!これは漆を50回重ねてますからね!
そしてこの魔法瓶、暖かいものは冷めません、でも、冷たいものは熱くなります

えwwwww

 

you「そんな魔法瓶、今日だけの特価ですよ?なんと3000円!!!!…くらい?」

 

 

you「税抜きかな、税込かな。笑
そして、今夜12時までなら分割金利手数料はジャパネット普段です!

3000円分割しないよ笑

 

you「もし良ければ、もし良ければ帰りにグッズ売場で手にとって見てみてください。ありがとうございました」


you「もうアルバムからは曲がないんですが、以前LIFE 2nd Movementというアコースティックギターのアルバムを出しまして、その中からa life tripという曲を聴いてほしいと思います。この曲はライブとかでも1番やったんじゃないかな…という曲です」

11.a life trip

 

you「今日は集まってくれてありがとうございました。今回、0からのスタートとしてツアーを廻って、集まってもらえて嬉しく思います。これからもツアーだけではなく、いろんな活動もしていきますし、“かっこいいな、楽しいな”と思ってもらえるよう頑張っていきますので、よろしくお願いします。
大丈夫かな…と思った点もあるかとは思います…笑
この後2部もありますが、今日は本当にありがとうございました!」
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リリース発表時、youさんが下記コメントを出していた。


Janne Da Arcという名前のない「ただのyou」になって、最初の作品は「僕だけ」で作ろう。
そして、こんな僕にでも、まだ寄り添ってくれている〝あなた〟がいるなら、この作品はまず、「あなただけ」に届けたい、そんなコンセプトで今回のアコースティックギターアルバム「ONLY you」を企画しました。

ジャケットの写真の撮影場所は、枚方中学校。
僕の母校です。
Janne Da Arcのyouになる前夜、まだ僕が、Janne Da Arcでもyouでもない日々を過ごした場所、
そして僕に音楽を与えてくれたこの場所に立ち戻って、もう一度ゼロからスタートです。
よろしくお願いいたします。


“ゼロからのスタート”と言うのはよくある言葉だけど、この言葉とCDの発売、今回のライブを見て、本当に1人でスタートしたんだという実感とすごく寄り添ってくれる作品だと思いました。

 

ギターの音だけであり、シンプルで無駄のない楽曲。演奏を見ていても一音一音スッと入ってくるし、運指を見ても何を弾いているかよくわかる。


今回のCDの発売、ライブの発表は平成憩い部が9/2にラストを迎え、その翌日9/3に発表してくれたことで、本当にそれまでにスケジュールを整えるのは大変だったと思います。Janne Da Arcの解散からここまで…4/1の発表からわずか半年強で動くというのは本当に大変だったでしょう。


僕らを寂しくさせないように、面に立って活動してくれて本当に嬉しい。もちろん憩い部の活動もすごく嬉しかった。
そんな強行スケジュールをこなして、最速で作品とライブを届けてくれたyouさん、スタッフさん本当にありがとうございます。


今回このアルバムのライブへ参加できて本当に良かった。
ゼロからのスタートを切ったyouさんの活動がこれからも楽しみだなと思えるライブでした。
ごちそうさまでした。

 

【セットリスト】
1.誓いの調べ
2.未来への願い
3.月影
4.朝顔
5.心奥
5.5 浪花節だyo-
6.水平線
7.大切なもの
8.夕焼け空
9.冬の雨
10.零から…
En.
11.a life trip