mixiで過去に書いてた日記のアーカイブです。
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こんばんは。
黒夢のライブへ行ってきました。
今回のタイトルは「地獄ノ三夜」
彼らがインディーズの頃に名古屋ミュージックファームで行ったライブと同タイトル。また、“The second coming of 1994”とも名打っており、当時の曲を再生するとのこと。
一夜目は中絶、生きていた中絶児、二夜目は亡骸を…、三夜目は迷える百合達を再演。
この三夜目に行ってきました。
01.開化の響
ステージが開き、13階段に絞首台のセットから清春が百合の花束をもって降りてくる。
前には百合の絡めたマイクスタンド…まさにあのころの黒夢。。。
02.百合の花束
03.masochist organ
04.neo nude
05.aimed blade at you
06.寡黙をくれた君と苦悩に満ちた僕
07.意志薄弱
08.COMICAL
09.人時Bass Solo
10.MISERY
11.utopia
12.CHANDLER
13.autism～自閉症～
「僕は狂っている！！！！」とマイクぶん投げる清春
14.& Die
15.十字架との戯れ
16.UNDER...
EN
01.開化の響
02.棘
03.for dear
04.romancia
最後に歌い終わったときに清春は赤いシャツを着て、鎖につながれてステージ中央へ。
最終的に１３階段を上っていく形で幕引き。
圧巻だった、異様な空間だった。。。
カーテンコールで二人がまた出てきて、
清春「地獄ノ三夜来ていただいて有難うございました。今回はデビュー20周年って事で、あの頃にやっていた事を今できるベストな状態でやろうと思ってやりました。見世物的な、怒られるかもしれないけど、歌舞伎みたいなね。ずっと僕らを追ってくれてる人は良いんだけど、今回初めて黒夢を見た人で、これがいつもの黒夢って思われると…とても不本意なので(笑)まぁまた見に来てほしいです笑 今回の地獄ノ三夜の完成度が高すぎて、今の黒夢じゃなくて、ローマ字のＫＵＲＯＹＵＭＥとかなかった時代に戻っちゃおうかって話もね…まぁそんな話はなかったんですけど笑」
清春「今日やったのと似たような事を今の若手バンドがやってたりするけど…意味合いが違います。僕らはその当時、ヴィジュアル系ってジャンルをしようとしていたんじゃなくて、何か表現をしようともがいていたんだと思います。今度からツアーが始まりますが、今度は今の黒夢で突っ走りたいと思います。今回のツアー…途中で投げ出しちゃうかもしれません。また、仲悪くなっちゃうかもしれないしね笑 でも、98年、99年には経験できなかった気持ちで、前向きな気持ちで楽しんでツアーを回れたらと思います。地獄ノ三夜有難うございました」
彼らは細かくいうとデビュー前、デビュー後、後期でタイプが変わるんです。一般的には初期と後期って分け方しかしないけど、僕は３分割かなぁって思ってる。
インディーズの頃はおうぇおうぇ言ってる楽曲多くて、ライブでは首吊りとかやってアンダーグラウンド色が強かった。名古屋系とは、彼らが名古屋出身で、そのフォロワーも多かったから生まれた言葉なんだろうなぁ。有名どころだとROUAGEもLaputaも名古屋系。
で、for dearでデビュー。がらっと印象変わったんですよね。デビューしたら変わるってのはよくあるけど、おうぇおうぇしてた楽曲からメロディアスに変えたのはやっぱりプロデューサーの今は亡き佐久間正英の力がすごいんだろうなぁ。
後期は渋谷パンクって言われたぐらいあって、ヴィジュアル系の名残もないほどに。その頃は初期の頃も否定してたから、こんなに初期の楽曲をライブでやる事なんてなかったんですよ。
歌の上手い下手ではなくて、演じきる姿が印象的だった。のちに名古屋系と呼ばれる人たちはたくさん出てきたけど、彼らと違って正統派ヴィジュアル系の流れも捨てきれずで。ここまで演じきってた彼らはすごいなぁと改めて思いました。
退廃的な楽曲に、黒夢＝夢なんてないよ と人間のエゴや欺瞞、嘘を目の前に叩きつける、そんな姿も悪くないと思えた三夜目でした。
今度は現代の黒夢として、少年やＭＡＲＩＡ聴きたいな！！初黒夢ごちそうさまでした。
【セットリスト】
01.開化の響
02.百合の花束
03.masochist organ
04.neo nude
05.aimed blade at you
06.寡黙をくれた君と苦悩に満ちた僕
07.意志薄弱
08.COMICAL
09.人時Bass Solo
10.MISERY
11.utopia
12.CHANDLER
13.autism～自閉症～
14.& Die
15.十字架との戯れ
16.UNDER...
EN
01.開化の響
02.棘
03.for dear
04.romancia
