気まま猫草

音楽が好きな社会人の徒然

23.01.31 Official髭男dism SHOCKING NUTS TOUR@フェスティバルホール

 

Official髭男dismのライブへ行ってきました。
大阪フェスティバルホール

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反射とぶれぶれ。


2022年9月28日から始まったホールツアー。
当初は10ヶ所20公演で、大阪は中盤の予定だったものの、 コロナで延期。待ちに待ったライブ。
4thEP ミックスナッツがリリース前後に発表され、 アルバムツアーでもないので非常に楽しみだった。

UPするのに時間かかってしまった。


Official髭男dism SHOCKING NUTS TOUR


18:04〜19:55
SEが鳴りメンバー入場。
1.Pretender

 

藤原「お待たせしましたOfficial髭男dismです! 大阪のみなさん最後までよろしくお願いします!」
2.I LOVE…
3.Tell Me Baby


藤原「大阪のみなさん、改めましてこんばんは。 Official髭男dismです。
本当にお待たせしました…!本当はね、 ここフェスティバルホールは11月に来る予定だったんですが、 流行り病のことでいろいろあって年を跨いでのライブになってしまいました。もう明日から2月ですが」



藤原「まずこの会場を変更することなく、 延期という形で再度セッティングしてくれたスタッフに感謝したい と思います、ありがとうございます!フェスティバルホールは非常に音が良いと聴いていて楽しみにしてました」


藤原「そして、 今回振替え公演になってしまったことで来られなかった人もいると思います。 今日来られなかった人は今頃この会場に思いを馳せてくれていることかと思います。 今日はそんな人たちも置いてけぼりにしないライブにできたらと思います。


この会場は2000人ぐらいいるはずなんですが、 2000人に向けてライブをするのではなくて、 1対1が2000通りあるように一人一人に届けていきたいと思います。そして、 今回のツアーは髭男10周年を迎えたツアーで昔の曲もやってまして、もしかしたら知らない曲もあるかもしれませんが、 知らなくても必ず楽しめると思うので安心していてください。一番後ろの人も、最前も、最近知った人も誰一人置いていくことなく、 ここに来られなかった人も置いていかないようなライブにしたいと思います!」
4.Second LINE
5.ビンテージ
大好きな曲。初めて聴けた。


6.LADY
ホーンが入って優しいアレンジになっていた。

 


藤原「続けて曲を聴いてもらいましたが、
まずSecond LINE。これはデビュー前の曲ですね。
ビンテージ。デビュー後のTravelerからの1曲で、 みんなで曲を作って〝あたたかい曲ができたね…〟 ってみんなで言ってたのを思い出します。
10年かけて仲間が増えて…もちろんみんなもそうだけど、 演奏が広がったけど、 改めて4人で作ることができたのもよく覚えています。
そして、LADY。これも昔の曲ですが、 新たにアレンジをして演奏しました」


藤原「 いろんなアーティストの方がフェスティバルホールでやりたいと言ってた気持ちがよーーーーーーーーーーーーーーーくわかりました 」


ロングトーンだった。
ちゃんまつさんが会場に拍手を煽ってた。


藤原「非常に音が良い!これはこの街の宝ですよ。 大阪城ホールもアリーナの中では音が良い。 大阪は音楽の街といっても過言ではない!
今回延期になってしまって… 延期になったから来れた方もいれば延期になったから来れなくなっ た方もいて、こんなこと言うのはよくないかもしれないんだけど、 このツアーホール公演としては今日が最後なんですよ。 武道館は残ってますが、ホール公演としては最後で。
このずっと演奏したかったフェスティバルホールでファイナルを迎えられるってデスティニーめいてる…デスめいてるなと


楢﨑「デスめいてる?…ね?」


藤原「そう、運命めいたって言いにくいでしょ? だからデスめいた…みんなポカーンとしてるね



藤原「髭男10周年でいろんな曲をやってきました。 新曲が世に出るときは既に次の曲を作っていたり…。 昔はCDを手売りして〝新曲できました〟 って言ってた時代もあったけど、 今もリリースした反応とか楽しみにしています。 曲を作って発表するときって、風船を膨らませて空に放つようで。 風船はいろんな色があるように、楽しい曲や悲しい曲、 悲しいときに元気にできる曲、悲しいときに寄り添える曲… といろんな曲があって良いと思うんです。 そんな想いを曲にしました」
7.風船


楢﨑「普段髭男は聡が曲を作ってるんですが」


藤原「はーーーい!!!


wwwwwww


楢﨑「たまーに僕らも作ることがあって、 そんな曲を聴いてほしいと思います」


藤原「はーーーい!!!

 

wwwwwww


楢﨑「Choral A」
8.Choral A
9.夕暮れ沿い
ホーンが入って素敵だな…と思っていたら、リズムも変わり、ビッグバンドのような壮大なアレンジに。

大輔さんはギター弾き倒して、その間優しく歌い上げる聡さんが印象的だった。


10.Subtitle


藤原「あ゛り゛か゛と゛う゛こ゛さ゛い゛ま゛し゛た゛
声がらがらだった笑

 


藤原「歌い終わると変身が解けたみたいになっちゃいますが、 ここでメンバーに話しかけてみようと思います。どうですか!」


楢﨑「最高ですね!音が良い!
音が良いからテンション上がって、 めちゃくちゃ良い演奏ができて…それがみんなに伝わって、 そのみんなのテンションがこちらにも伝わって… を繰り返して最高だね!」


藤原「ほんといいよねえ。
ちゃんまつはどうですか!今回もパソコン持ってきてるの?」


松浦「ちゃんまつです!パソコン持ってきてます!」


藤原「 この人遠征になるとスーツケースにでっかいパソコン詰め込んで来るんですけど重さにすることなんと20kg


ええええ!!!!!


松浦「みんなAPEXしようぜ!」


藤原「尚、 Official髭男dismはAPEXの主題歌等一切担当しておりません」



楢﨑「どこに泊まってるかは言わんけど、ホテルのWi- Fiが弱いって文句言ってたよね」



藤原「Wi-Fi問題ね。Wi-Fiって不安定だからね。
みなさん家のWi-Fiとか大丈夫ですか?うちのWi- Fi弱いよ〜って方」
あまりいなくて


藤原「え、みなさんどこのWi-Fi使ってるんですか!? 僕ら通信会社の人間じゃないけど笑
大輔さんの家はどうですか?」


小笹「うちは…ダメですね。 オンラインレッスンのときも音送ったりするとダメだったり。 なので、有線で繋いでやったりしてるね」


藤原「ああ、そうだね。時代はオンラインですよ、 オンラインでなんでもできますよ…。
有線で繋いでるとこことここ(ステージとフロア) との距離ぐらいで時差なく会話できるもん。 自分もオンラインレッスン受けるとき地方の先生と繋いでやるけど問題ないもんね」


何がびっくりしたって髭男メンバーがレッスン受けてるということ 。一生勉強なんだなと思った。


楢﨑「この前半戦が終わって緊張が解けたMCはなんなの?」


藤原「前半戦が終わって緊張が解けたMCですね」



藤原「そろs」


小笹「でもね!


藤原「まって!大輔が喋りたがってる!」


小笹「オンラインでできることとかもあって、 オンラインレッスンも受けてるし、 オンラインライブもやってみたけど、 やっぱりこの生のライブに変えられるものはないなと思いました。 こうやってみんなと向き合って音を届けられるのが一番いいなと思 います。今日は来てくれてありがとうございます!」

 

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藤原「では後半戦いきましょうか!」


11.parade
12.Anarchy
13.Cry Baby
14.115万キロのフィルム
15.異端なスター
115万〜の〝この命ある限り〟が終わるとすぐに異端なスターのイントロになった。


16.宿命
藤原「声が出せるようになったらこの曲やりたいね!」

 

 

 


藤原「今日はありがとうございました、次で最後の曲になります。 本当に楽しかったよ…。
大阪は1年以上空いてしまったけど、 本当に楽しみにしていました。 いつかやりたいと思っていた大阪城ホールも3daysでできるよ うになりました。


今はライブが少し規制が緩和されてきて、 声出し可能なライブも出てきてるけど、 このツアーは声出し無しで始めたツアーなので、 今回のツアーだけは声出し無しで無理をお願いしてきました。 我慢をしてもらいました。
でもこうやってみんなが協力してくれたからライブは無くなりませんでした。」


藤原「今回は僕たちのわがままで… キャパの問題もあるかもしれないけど、音を届けたくて、 ホールツアーをやりたくてツアーを周りました。 大阪もチケットが取れなかったとか…いろんなことを聞きます。 そして、延期になってしまったことで前回土日公演だったので、 たぶん…いや絶対休めなかった人もいると思います。


好きなバンドのライブって自分でチケットを取るだけじゃなくて、 ライブに向けて色々調整して、色々と考えて、 無理をしてもらっていると思います。 いろんな我慢を強いていると思います。
今度はみんなが聴けるようなキャパも考えてライブもやっていきたいと思っています」


アリーナでやってくれたらキャパとしては嬉しいけど、 ホールでやってくれた方が音も良いし、運指も見られるし、 個人的にはホールで嬉しかったよ。全然わがままじゃないよ!


藤原「髭男は結成して10年です。 平均年齢も32歳ぐらいになりました。 結成したときは大ちゃんは10代だったのに笑
30代に入り、40代、 50代はどういうライブになっていくのか… と考えるようになりました。でも、今からこういうライブしたい、 こういう曲を書きたい…と考えるのではなくて、 そのとき感じた事、思った事を発信していきたいと思っています。
もしかしたら還暦になったらさっきみたいな腕挙げてライブやって ないかもしれない笑 でもそのときやりたいと思ったことをやっていきたいと思います」


藤原「生きてると〝 いい歳してそろそろ身を固めるべきなんじゃないの?〟とか、いに しえからある〝こうあるべきだ、こうしなきゃいけない〟 ということが沢山転がっていると思います。
それ全てが悪いことではないし、良いこともあると思います。 でも、 それに違和感を抱えて生きている方もいるのではないかなと思います。

でも、それに抗えってことでもありません。みんなが〝 こうあるべきだ〟と我慢して、考えて、 今生活されている方がいる。それは誇らしいことで。
そんなこうあるべき、 という中で頑張って生きている方達も髭男の楽曲で、 ライブで包めたらと思っています。僕らには君たちがいて、 君たちには僕らがいる」
17.ミックスナッツ

ピアノ弾き語りで始める。
仮初めまみれの日常だけど
ここに僕がいて、僕らがいて…あなたたちがいる


生きたいように生きて違和感に抗えというわけでもなく、今の全てを受け入れてくれるようなMCとこの曲が非常に沁みた。
ミックスナッツはテンポが速く、ポップな印象を受ける曲だったけど、このライブを通じてもっと優しくて、温かい曲に変わっていった。


En.(19:58〜20:40)
18.Universe

 

藤原「アンコールありがとうございます。 手拍子してくれましたけど、たぶん無くても出てきた気がします」



藤原「さっき60代になってもライブをしたい… というような話をしたんですが、あ、昨日も来たって人いますか? 」


あまりいなくて


藤原「よし、じゃあこの話もう一回しよう。
60代になってライブをやるには健康だなと思いまして。 この前初めて胃カメラというものをやってきました。 胃カメラやったことある人いますか? 胃カメラって種類がありまして、口から入れるもの、 鼻から入れるものがあります。そんな中チートがありまして、 鎮静剤いわゆる麻酔をしてもらったまま入れてもらう… というのがあります。 ボーカリストとしてはそのまま喉に入れると喉が傷ついたりするん じゃないか、 という心配もあったので麻酔をしてもらうのを選びました。」


藤原「それで病院にいって、青い服?着替えさせられるわけです。
〝お名前と生年月日を言ってください〟


〝藤原聡 1991年8月19日生まれです〟


〝はい、横になってください〟
って横になるわけです。注射針を刺されて、〝 だんだん鎮静剤効いてきますからねー〟って言われ、心拍確認のも のをつけられ、口にはマウスピースのようなものをつけられ。
寝ても口が開いたままにしないと胃カメラ入れられないんでね。


で、そんな状態で先生が
いつも聴いてます〟って声かけてきて」


wwwwwww


藤原「この距離で、この感じですよ?」


って楢崎さんが真似してた。笑
藤原さんが寝てて、上から楢崎さんが覗き込むような感じ。


藤原「〝あ、ありがとうございます、これからも頑張ります〟
気づかれてしまった… 言っておくと僕たち全然気づかれないんですよ? 気づかれてしまったなと思いまして。で、先生が一度外に出て、 黒い手帳を持って入ってきたんですよ」

 

楢﨑さんがツアータオルを手帳にみたてて近づいてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


楢﨑「サインもらってもいいですか?


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藤原「注射針も刺したまま、心拍数はかるやつもつけたまま、 変な姿勢で黒い手帳とマッキーを受け取って書き始めるわけです。 で、書き終わった瞬間もう記憶ないんですよ、鎮静剤が効いて」


藤原「主演 楢﨑誠!

 

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藤原「あ、結果大丈夫でしたよ?健康だったんで。
これ先に言っとかないとどこか悪いの?ってなっちゃいますからね 。念の為調べただけなんで…もったいないじゃないですか? 続けたいのに続けられないとか、ライブを求められてるのにライブ ができないとか、曲が書けないとか。なので、 健康のためだったら僕はいくらでもサインを書きますよ!


笑 


藤原「皆さんもどうですか?ちゃんまつどうですか? ドラムの胃はグルーヴィーだ…とかあるのかな」


松浦「良い病院紹介してもらおうかな。 黒い手帳にサインしに行こうかな。サインコンプしちゃうね」



藤原「みんなで病院行こう!笑
ではもう少しだけアンコールに応えてもいいですか!」
19.Clap Clap


藤原「日々過ごしていると孤独に感じることがあります。 でも今は文明が発達したから〝髭男の曲を聴いている〟 とか遠く離れたあなたたちから、 あなたから携帯を通じて聞こえてくる。 そうやっていろんな孤独を乗り越えてきました。どんな場所で、 どんな生活をしているかはわからないけど、繋がっている… そう感じます。」
20.破顔


藤原「今曲が半分ぐらい終わりましたが、 ここからスマホでライト照らしてもらっていいですか? みなさんと繋がっているこのスマホで!」


21.ホワイトノイズ


最後にバンドメンバーの紹介。

 


松浦「ライブ前にたこ焼きを食べたんですが… そのたこ焼きより熱いライブだったぜ!!!」


楢﨑「真面目な話、昨日のライブは今年入って初めてで〝 初日感あったね〜〟なんて思ってましたが、 今日は千秋楽なライブでした!!」


小笹「大阪、みんなまだまだ元気ですね!元気だからまた来ます! !!」


藤原「楽しい時間はあっという間ですね。 またこの続きをしましょう!
今年は久々にフェスも出ます。サマソニで大阪来ますし、 まだはっきりとは言えないけど、まだまだ関西に来ます!!! この続きをやりましょう!ありがとうございました!」


BGMで流れてたミックスナッツの続きを最後にサービスで歌って くれてた。
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2021年12月ぶりの髭男でした。
10周年を記念しているだけあって、 昔の曲が沢山聴けてよかった。特にホーンアレンジしたり、音源以上のアレンジが聴けることが本当に至福でした。


10年かけてリリースした楽曲や広がったアレンジの幅、バンドの重み、バンドの歴史が凝縮され、髭男は〝こんな道を辿ってきたんだなあ〟と感じることができるとても温かいライブでした。


私としては楽曲に触れた期間はまだまだ短いけど、これからも彼らの40代、50代も見届けたいと思える、未来を見たくなるような時間でした。
Official髭男dism 10周年おめでとうございました🎉

 
 
 
 
 
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【setlist】

1.Pretender
2.I LOVE…
3.Tell Me Baby
4.Second LINE
5.ビンテージ
6.LADY
7.風船
8.Choral A
9.夕暮れ沿い
10.Subtitle
11.parade
12.Anarchy
13.Cry Baby
14.115万キロのフィルム
15.異端なスター
16.宿命
17.ミックスナッツ
En.
18.Universe
19.Clap Clap
20.破顔
21.ホワイトノイズ