気まま猫草

音楽が好きな社会人の徒然

23.02.08 藤井風 Fujii Kaze 〝LOVE ALL ARENA TOUR〟@大阪城ホール

 

藤井風のライブへ行ってきました。
大阪城ホール

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藤井風は2ndAL LOVE ALL SERVE ALLを2022年3月23日にリリース。
2022年6月14日にスタジアムライブと共に発表された今回の アリーナツアー(8ヶ所16公演)
その14公演目大阪城ホールに行ってきました。


Fujii Kaze 〝LOVE ALL ARENA TOUR〟


今回はセンターステージ。
4方向にスクリーンがあって、 大きなステージが中央に鎮座している。


19:05〜20:52
SEが鳴り、自転車でプロレス入場。
自転車でステージ周りを一周。
自転車でプロレス入場は初めて見た。

 


映像が流れ、その間にステージの頂上のピアノへ。
ピアノ弾き語り。
1.The sun and the moon

新曲…というか東京オリンピックのテーマで流れていた未発表曲。


藤井風「Welcome to my garden.
Welcome to my live.
thankyou for your time」
みたいな感じでメロディにのせるよう喋っていた。
2.ガーデン
ピアノ弾き語り。
曲後半〝掴んだ手 解き放て 空の果て〟 の間奏へ向けてのクライマックス部分もピアノ一本で表現している 。
大きな空間に風さん1人。
ピアノと声が響き渡っている。
この静けさとの対比がすごくよかった。


藤井風「大丈夫ですかー?大丈夫であってくださいね。
自由に楽しんでくださいね。座ってもいいですからね、 立ってもいいですよ。次の曲ではみんなで呼吸したいと思います」


3.ロンリーラプソディ
非常にテンポの速いピアノを弾き始め、
そこから刺すようなイントロ。
音源だとストリングスの音色だけど、 弾き語りなのでピアノで強く刺してくる。 ここからはテンポを落としていて、かなり緩急がついている。


〝きれいなものだけ吸って〜ネガティブなもの全部吐き出して〜〟 


最後はアカペラで歌っていた。


藤井風「一緒に歌ってほしい曲があります。 ここから3回もうええわ〜と。だるそうに…そう! だるそうに歌ってください
4.もうええわ

個人的にコロナ禍で初めての声出しが〝もうええわ〟だった。コロナ禍へのアンサーのような。


藤井風「毎日いろんなことがあると思います。 大変なこともあるけど、その都度日々勉強やと思って。 最後には必ず上手くいく、そう信じて過ごしてほしいと思います」
5.旅路
MCから旅路か…?でもこんな序盤で…?と思わされた。
しんみりした感じは全くなく、ジャズかと思うぐらいはねていて、 音数も今までで一番多い旅路だった。
ここから繋がるバンドライブへの架け橋のようなビートの効いたアレンジ。


ここからバンドタイム。
ステージが上昇してバンドメンバーが出てくる。


6.damn
最後の決めポーズで変顔していた。


7.へでもねーよ
センターステージだから曲毎で方角を変えていた。


8.やば。
この曲でステージ上ぐるぐる歩き回る風さん。

 


藤井風「こどもーこどもー!」


\わー/


藤井風「いるねえ。かわいいねえ。
年寄りー!」


\いぇー/

 

藤井風「かわいい。かわいいねえ。
若者ー!」


\Yeah/

 

藤井風「今日は元気だね、最強だ。
中年ー!」


いぇぇえええええ!!!!!

 

藤井風「もう大丈夫です、わかりました


wwwwwww

 


藤井風「ここまではLOVE ALL SERVE ALLの曲を聴いてもらってましたが、ここでHELP EVER HURT NEVERの曲を聴いてもらえたらと思います」
9.優しさ
パナソニックスタジアムで披露されたジャズっぽいアレンジ。


〝あの人の木陰で〜〟の高音部分は最初は優しくファルセットで歌い上げていた。
後半の〝Ah〜〟からのビートが非常に重たい。
優しいアレンジなのに一音一音重たくて、非常に良いアレンジだった。

 


10.さよならべいべ
これも音として優しさに溢れたアレンジで、しっとりと聴かせるような感じだった。


11.死ぬのがいいわ
前曲との対比がすごい。大阪だから大阪LOVERのメロディをイントロで演奏してくれていた。
ラストは紅白と同じく倒れて終了。


倒れた姿から青春病のサビを1オクターブ下で歌い始める。
〝青春の病に侵され
儚いものばかり求めて
いつの日か粉になって散るだけ
青春はどどめ色〟


ラストは1オクターブ戻して
〝青春にサヨナラを〟からバンド演奏が始まる。


12.青春病

 

映像が流れお着替えタイム。

13.きらり
14.燃えよ
TAIKINGさんのギターでイントロを演奏していたのが印象的だった。音源と違うギターでのクリーントーン


15.まつり


藤井風「You are me.  I am you.
You are so cute,I am so cute.」 とgraceに合わせたようなことをMCで言っていた。
16.grace


藤井風「次で最後の曲になります。 最後は自由に撮ってもらって良いですし、 自由に踊ってもらってもいいです」
17.何なんw
撮影OKの何なんw

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藤井風「約束しましょう、みんな幸せになってください。 みんな幸せになってくださいね?
また生きて、生きて楽しい事しましょう」
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2nd ALBUMのLOVE ALL SERVE ALLは冒頭に書いたように昨年の3月リリース。
その間ホールツアーやスタジアムライブがあって形態は違えどそれらの楽曲を披露するライブはあったので、アリーナツアーはマンネリ感が否めないかな…と思っていたが、取り越し苦労だった。


楽曲によってピアノ弾語りにしたり、旅路を前半の区切りとして演奏したり、構成含めこれまでのライブスタイルからも変化するようで、ここにきて新鮮だった。
アリーナ公演での360°ステージも非常に良く、中心にピアノがあるというのがソロアーティストだからこそ映えるんだろうと思う。サポートはいるにしてもソロだからこそできる演出だった。

 

1年通じてライブで表現してきたLOVE ALL SERVE ALLの世界はアレンジが様々で、曲の奥行きや深さを感じられて本当に良い体験だった。これからの藤井風の作品やライブが楽しみに思える本当に良いライブだった。ありがとうございました。

 
 
 
 
 
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【setlist】
1.The sun and the moon
2.ガーデン
3.ロンリーラプソディ
4.もうええわ
5.旅路
6.damn
7.へでもねーよ
8.やば。
9.優しさ
10.さよならべいべ
11.死ぬのがいいわ
12.青春病
13.きらり
14.燃えよ
15.まつり
16.grace
17.何なんw