田澤孝介のライブへ行ってきました。
場所は心斎橋Janus。
卓偉でよく来る会場だけど、今回は座席あり。
今回はカバー曲限定ライブ。
通常のソロライブ同様、山本裕太さんのピアノと歌の編成。
19:05〜20:49
田澤「Cover Night大阪へようこそ!凱旋!誰も言ってないけど凱旋公演。大阪ワンマンは久しぶりですね、いつ以来かな。
今日全曲カバーのライブです。コピーじゃないですからね。あたかも自分の曲かのように演奏していきたいと思います。
なにかしらで…なにかで…何の曲をやるか知ってる方もいらっしゃるかもしれませんが、知ってる曲があればオリジナルと比較してみてもらえたらと思います。
知らない曲は…あぁ、田澤の新曲なんだな、と思ってもらえたら良いです」
笑
田澤「最後まで楽しんでいってください!では最初の曲…玉置浩二でサーチライト」
1.サーチライト/玉置浩二
原曲よりキー上げ。
どれぐらいあげてたわからんけど、たけぇなぁって思ってた。
リズムが鳴る
田澤「ハンドクラップもらえると嬉しいです!このライブで1番激しい曲だと思います、Superflyでタマシイレボリューション」
2.タマシイレボリューション/Superfly
田澤くんの声に曲、メロディが持つパワフルさがマッチしていて、ピアノも跳ねていたから激しめ。
田澤「前回のワンマンは梅田Zeelaでやって、JANUSさんは2回目ですかね。
これ、みんないますか?全員来てんのかな?まあほとんど来ているということで…今日大阪ソールドアウトです、ありがとうございます!
大阪田澤ワンマンでソールドアウト初めてかもしれません。
でも、それはあんま重要じゃないんですよ。いや、平日なのにこんなに来てくださったのは嬉しいですけど…何人入ったからどうだとかでライブの良し悪しが決まるわけじゃなく、一人一人に届けられたかどうかが重要なんですよね。そういう意味ではこれだけたくさんの人に届けられるということで、嬉しいなと思います。ありがとうございます!」
田澤「改めて紹介しますピアノ、ゆうたやまもとゆうたYYYヒィーーッ」
突然のBKBであるww
山本「!?」
田澤「バイク川崎バイクや、
BKBヒィーッ」
wwww
田澤「Cover nightこんな感じです。まだ2曲目なんでわからないかもしれませんが笑 一曲一曲全部喋っていくわけじゃないですからね!笑
先週札幌でスタートしたんで2公演目なんですけどね、実質初日みたいなもんですよ。
会場の景色も変わるし、全部違うんで。でも、先週やってみて手ごたえがあるので。
次の曲は」
ってところで裕太さんか席を立つ。
田澤「え、なになになに…ほお…全然わからへん」
全部拾おうとするなあw
結局なんやったかわからず。
田澤「今年で41歳になります、田澤くん」
田澤くんwwww
田澤「41歳になると…別れも増えるわけです。最悪の場合は死ですよ。でも、前向きな別れ…夢を追うとか仕事でどこかに行くとか、そういうこともあるわけで。
次の曲はまさにそんな前向きな別れの曲じゃないかなと。まあこれは僕が歌詞を読んだときの解釈ですからね。
ほかの曲も歌詞を自分で読んだときの解釈で表現しています。
最後のときに笑顔で過ごせたら素敵だなと思って…少なくとも笑顔で過ごそうと思えたら素敵だなと思います。スピッツで君が思い出になる前に」
3.君が思い出になる前に/スピッツ
優しく歌い上げていたけど、声の太さが際立つ。原曲の優しさとはまた違う、力も備えた優しい声でした。
4.真夏の夜の夢/松任谷由実
個人的にもカラオケでよく歌うからびっくりした。
アレンジが最初はBossaっぽく、少し優しめだったけど次第に力強くなっていく。
冒頭の原曲のイントロは入らず、ラストのサビ間際で上手く挿入するピアノに脱帽でした。
田澤「君が思い出になる前に、松任谷由実で真夏の夜の夢を聴いて頂きました、ありがとうございました!
オリジナルの間にカバーを挟むことはあっても、こうやって全曲カバーライブをするのは初めてですね。ユーミンは…真夏の夜の夢は通常のライブでもさせて頂く機会がありまして…今日はボサノバ?」
山本「ボサノバ風?」
田澤「ボサノバな感じですけど、既にこの曲はいくつかのver.があります。今日はこのver.だったということで…でも、山本くんのピアノ リハともちょいちょい変えてくんねんな!」
山本「怒られてる???」
田澤「いや褒めてんねんで、褒めてんねん笑」
山本「でもわきまえてるつもりではあります」
田澤「ツアーとは言っても毎回演奏が変わってきますが、今回手応えを感じておりまして。自分だと出てこない言葉があるわけで、人の褌で相撲を取って…と思われるかもしれませんが、人の曲を借りて想いを伝えています。
まだ4曲目で何を言ってるんや…と思われるかもしれませんが、またやりたいなと思っています笑」
田澤「サーチライトとタマシイレボリューションはちょっと違うけど、ここから別れの曲が続いていきます笑 あえて選んだわけではないんですけどね。
春ぐらいに平成の名曲を振り返る機会がありまして…平成って長いじゃないですか?30年あるわけで。
で、聴いていたら“この曲も、この曲もこの人なんか…”って人がいて。織田哲郎」
あー!!!
田澤「あの人は本当ヒットメーカーで…たぶん3本の指に入るんちゃう?次の曲も作曲が織田哲郎で、歌詞が大黒摩季。昭和かなと思ってたけど平成の曲でした。Winkで咲き誇れ愛しさよ」
5.咲き誇れ愛しさよ/Wink
田澤「業務連絡です、わからないぐらい上げでください」
返しのことかな。
山本「前それ言ったら、“じゃあ上げへんわ”って言われたわ」
田澤「なんやそれ!わからんようにやからわからんでもええのになぁ」
山本「アプローチいじるとかな」
田澤「はいはい〜!とか言って上げてないけどしめしめって思っててくれたらええのに、言わんでもええのにな」
山本「ロマンやからな」
田澤「そうや、ロマンやわ」
ロマンなのか笑
山本「まあ今日は何もなくライブに入れてんな」
田澤「…それがさぁ!!」
あんのwwwww
田澤「僕は基本的にライブ前乗りしたいんですよ。今回は前乗りができなくて、今日新幹線乗って来たんですけど…ゆっくりしたくて。ゆったりと乗りたかったのでグリーンに乗って」
おお
田澤「グリーンのここやったら誰も予約してないなと、前もって予約して。早めに乗ったから弁当も食べてお茶置いて…十六茶置いててんけど」
笑
田澤「すぐに捨てられるように前の引っ掛けるところに袋引っ掛けててん。あるやろ?テーブル出すやつ。で、ごはん食べ終わって、その中に捨てて。
そしたらオバハンが入ってきてん」
山本「レディじゃないん?」
田澤「いや、あれはオバハンや!別に風貌とか年齢でオバハン言うてるんちゃうで、振る舞いがオバハンや!
俺の前に座るなり、全開で倒してきてん。(倒すのは)ええねんで?でも、勢いバンって倒してきて。十六茶も倒れたしやな!」
wwwww
田澤「そのババァ」
wwwww
田澤「そのババァ座ると同時に倒してくんねん。で、倒すと隣の席と間空くやんか、その間が嫌なのか隣の席もバンって倒すねん」
えー…
田澤「周りにたくさん空いてる席たくさんあんのによりによってここ!なんで!」
笑
山本「今日は良いライブになるなぁ」
田澤「せやねん!
いつも、なんかあると良いライブなるなって思ってんねん」
笑
山本「今日入ったときなんも言わへんから今日は何もなかったんやと思ったわ」
田澤「そのババァ名古屋で降りてん。だから大丈夫やってんけどこれが大阪まで乗ってたらもうなぁ…!!!」
www
田澤「普段楽屋入ってなんかあったらすぐ喋るんですよ笑」
田澤「こんな喋ってたら喋ってる間に終演時間なってしまうわ笑 こんな新幹線の話でみんなに笑ってもらってほんま甘やかされてるわ、ありがとう笑」
笑
田澤「次の曲からは別れの曲が続きます。あえて選んだわけじゃないんですけどね。
次はHelloという曲で。洋楽です。
このHelloはやぁとかこんにちはーではなく、電話越しのHelloで。
でも相手がそこにいるわけではなく、いない人に話しかけるように…その手段が電話という。それでは聴いてください、AdeleでHello」
6.Hello/Adele
Adeleで有名な曲。
田澤くんの英語のイメージがなかったから新鮮。声の伸びが素晴らしくて、原曲よりも世界が広がっていく高音の伸び。
7. やさしいキスをして/DREAMS COME TRUE
8.あの頃へ/安全地帯
これもキー何個かあげていてたけぇなぁってなった。
田澤「Hello、DREAMS COME TRUEでやさしいキスをして、安全地帯であの頃へでした。
あの頃へはすごく好きな曲で、小学生のときにCMで流れてええ歌やな!って思って」
山本「すごい小学生やな」
田澤「いや、ええ曲やな…みたいなのわかるやん!意味はわからんでも、そんな感じで。
でもわからん、真田広之が出てたかもしらん。真田広之好きやってん。真田広之なりたかってん」
笑
じーっと田澤くんを見る裕太さん
田澤「じーっと見んな!」
山本「いや、何か片鱗あんのかなと思って」
wwwww
田澤「CMで赤い鳥居を潜ってあるく真田広之がおって。鳥居やったかわからんけど。
“あの空はあの風は”って歌ってて」
真似が似ているwww
山本「ようモノマネしてるもんな笑」
田澤「そうやな、楽屋でいろんなモノマネしてるからな。似てるんですよ、似てるというか特徴だけな。コロッケさんみたいな感じ!」
そのモノマネもちょっと見たいような。
田澤「カバーするときに心がけているのは女性でも男性でも原曲キーでいこうと思っています。ただ、今回は自分のキーに変えさせてもらっています。
自分では出てこない歌詞があって…人の言葉を借りて伝えていますが…そりゃやさしいキスをしてって俺が言ったら気持ち悪いやろ!!」
wwwww
田澤「思ったとしてももっと違う言葉で言うわ!笑
やさしいキスをしてって改めて歌詞読んだらこんな感じやったんや…と思って。もちろん曲は知ってたんやけど、ちゃんと歌詞を読んだことなくて。」
山本「歌詞も読んだけど、あのアウトロのもやもやした感じとか絶対幸せにならんやろ…っていう感じやもんな。」
田澤「原曲も今日弾いてくれたような感じで、それをアレンジしているんで聴いたことない方はぜひ、聴いてみてください。
でも不倫の曲ってやっぱ多いんよな。
長く生きていると経験則でこの後どうなる…とか色々想像できるんですよね。避けることができる。生きやすくなる。
でも恋だけは無理で。
恋を避けることはできるで、思わないようにするとか。でも恋に落ちてしまうとどうしようもない。
不倫バレたら謝罪会見せなあかんとか想像できるのに」
笑
田澤「まあ芸能人やったらな!笑
もしかしたら今後劇的な恋に落ちるときがくるかもしれん…なあ?山本くんも」
山本「…おう」
田澤「あるかもしれへんで!」
山本「おう…」
田澤「ほかのボーカリストいかんといてや!」
wwwwww
9.Lemon/米津玄師
この曲についてなんと言ってたかはっきり覚えていないんだ。
恋愛の歌にも聞こえ、死別でもあり…といったようなことを言っていたとは思う。
これもキー上げかな。
Lemonがマジで良かった!田澤曲かな!!と思うぐらい…ほかの曲もそうだけど、田澤曲のような印象になった。
10.糸/中島みゆき
田澤「別れの曲が続いてやっと出会いの曲になりました。別に敢えて選んだわけじゃないんですけどね、世の中にたぶん多いんやと思う」
糸の「〜かもしれない」という歌詞にも言及していたけど、どういう話だったかな。。
田澤「参考に聞いておきたいんですが、今回カバー曲ライブをする前にセットリストを公開しようと思っていたんです。
原曲と全然違うアレンジなので…どっちの方が良いですか?参考までに」
公開しないでという声が多かった。
田澤「わかりました、これはこれで公開しない方が良いということで」
たぶん田澤くんの意向としてはカバー曲は公開して、アレンジの違いを楽しんでほしいというものだから、公開してくれて良いけどなあ。
見たくなければ見なきゃ良いだけなので、極力演者の意向に沿ったライブの楽しみ方がしたいものである。
田澤「次は“あなたに会えて良かった”という歌詞で始まる曲で。このあなたは目の前のあなたかもしれないし、歌詞を読んでいる人かもしれないし、もしかしたら未来のあなたかもしれない。
自分が曲を作るときには普遍的なものを目指していて…自分がいなくなっても恥ずかしくないように。恥ずかしくないような曲を…と思っていて。
まさにこの曲は普遍的で未来のあなたにも歌っている曲だと思います。今日は今目の前にいるあなたへ歌いたいと思います」
田澤「次の曲で最後になります。
最後の曲こそ…こんなに素直に歌詞を書けないんじゃないかと思います。
明日はソロの曲なので明日は明日の世界で。おそらく今年はイベントは他にもあるけど、田澤ソロは最後になるかと思います。でも、来年にもまた歌いに来たいと思っています。来年も再来年も歌いに来たいと思います。
それでは最後、この曲を借りて届けたいと思います。斉藤和義で歌うたいのバラッド」
田澤「ありがとうございました!
また歌いに来たいと思いますので色々あるかと思いますが、また来てください。
今日は本当にありがとうございましたー!」
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カバー曲のアレンジを楽しみつつ、田澤くんと原曲の違いも比較しつつ、田澤くんとしての声の伸びを堪能できる良いライブでした。
カバー曲は両親のおかげもあってか、自分でも全曲わかるぐらい有名なものを選んでくれていたので、原曲との違いを頭の中やライブが終わってからも比較しやすくて良かった。
権利関係で難しいのかもしれないけど、ライブver.をそのまま録音して販売してほしいな。わざわざレコーディングするのではなく、このライブ盤がほしい。バンドの村八分スタイルでいいので。
歌とピアノという緊張感も漂いつつも、その空間でしか出せないアレンジを楽しめるライブで、なかなか体力を使う2時間弱でした。
また来年?この空間でのライブを見られるのが楽しみです。
個人的に20代最後のライブは最高のものでした。
ごちそうさまでした。
【セットリスト】
1.サーチライト/玉置浩二
2.タマシイレボリューション/Superfly
3.君が思い出になる前に/スピッツ
4.真夏の夜の夢/松任谷由実
5.咲き誇れ愛しさよ/Wink
6.Hello/Adele
7. やさしいキスをして/DREAMS COME TRUE
8.あの頃へ/安全地帯
9.Lemon/米津玄師
10.糸/中島みゆき
11.あの鐘を鳴らすのはあなた/和田アキ子
12.歌うたいのバラッド/斉藤和義