週末はムックのライブへ行ってきました。
哀愁とアンティークと痛みも葬るツアー
夏の過酷な小箱ツアー2017と小さく書いてある。
名古屋なので遠征というやつです。
ライブの前に何か観光したいと思い、珍スポット集か何かを探して、歯の博物館と桃巌寺という大仏を見てきました。
なんとも緑。
象もいる。
鹿もいる。
何かと緑い。
地元の人でも知らない人が多いそう。
暑くて暑くて、誰もいませんでした。でも何かひんやりしたような気もする。少し怖い感じでした。
さて、本題へ。
表題ですが、ムックを知ってる人からすると見覚えのあるタイトル。
初期のアルバムであるアンティーク、痛絶、哀愁、葬ラ謳までの曲を演奏するというもの。まぁ、哀愁はデモテープの哀歌と愁歌をまとめたものか。
この時期の楽曲はちらほらと聴けるのかもしれないけど、このようにまとめて聴ける機会なんて2度とないだろう…ということで行って参りました。
会場は名古屋ボトムライン。
700人キャパぐらいらしい。初めて行く会場だが、事前情報というか前評判があんまりよくなく、その理由が柱が二本あること。構造上仕方ないのかもしれんけど、これがあるから整理番号後ろだと厳しい。ただ、ムックは押しがあるからすごく見やすい位置にいけた。
17:05頃暗転。
アカに繋がるようなSEが流れる。
幕が張っていた。
メンバー登場。みんな当時をイメージした目の周り真っ黒のメイク。今もやってるけど、当時の真っ黒と何が違うのかな、衣装が違うからか昔のムックだ…!って思えた。
逹瑯はハットを被っていた。
ユッケはmode of キノコ。
1.アカ
音が鳴った瞬間、CDの音質が良くなかったのもあるかもしれないけど、音がものすごく厚く、完全に今のムックでの演奏でした。再現じゃなかった。新痛絶、新葬ラ謳をリリースしただけありました。
間奏のとこは今ならもっとラフにしてるけど
逹瑯動かず。ユッケは弾いてるとき、目を見開いて、少しニヤリとしてどこかを見ていた。昔のムックって感じ。
ミヤのコーラスもあり、聴いていて気持ち良くて、一曲目で来て良かったと思った。
もちろん赤い照明。
逹瑯「名古屋、全員でいけるか!!」
2.盲目であるが故の疎外感
幕が引いてメンバー出てくる。一発目の押しがある。
3.五月雨
うちの母親が好きで、よく小鳥さんと言ってた曲。
4.花
5.恋人
6.鎮痛剤
7.夜
鎮痛剤とメドレーのような感じで始まった。
静と動を一曲の中で表した曲。
この頃は特に緩急をつける曲が多いから、聴いててグッと引き込まれる。
逹瑯「ムックです。ようこそ、このツアー最大キャパの名古屋ボトムラインへ。君たちの無様な楽しそうな姿がみれて嬉しいです笑
このツアーでやってる頃のアルバム、痛絶とかか、ヴィジュアル系の聖地は名古屋だったんだよ。知ってる?バンドもファンもかっこいい人が多くて、シーンが盛り上がってました。今日は名古屋系のlynch.が不在ということで…全部掻っ攫いたいと思います!いけるか名古屋!」
8.翼を下さい
9.イタイ手紙
10.廃
11.あやとり
12.断絶
なぜかベースを買ったときに弾いたのは断絶のベースラインでした。
逹瑯「ムックでーす。楽しんでますか?みんなこんな顔>_<してるけど。こんな顔>_<が楽しいってことか笑
ボトムラインは良い会場だと思うんですよ。見やすい?あ、柱が邪魔か。見えてる?暑い?これで暑がってたら…広島これねぇよ!??」
広島はSECOND CRUTCHでもっと小さい箱だったからね。
逹瑯「ボトムライン久しぶりでね、ムックボトムラインで見たことある人ー?」
ちらほら
逹瑯「うそだぁ」
逹瑯「でも、それほど久しぶりで。ほんとは当時を再現するならミュージックファームとかも候補だったんだけど、さすがに無理かなって。全然動けないしね。のびのびできないもん、まあ今までの会場でのびのびはできてねぇか。
今日は1番キャパが大きいのでね、こんなにのびの~びしてるムックは今日しかないのでね」
╰(*´︶`*)╯こんな感じでやってた。
下手に一発、上手に一発のびの〜び╰(*´︶`*)╯やっていた。
逹瑯「今日しか見てない人は比較できないですが。まだあと少しいけるか!名古屋、全員でいけるか!!」
13.家路
CDよりテンポ速かった気がする。
14.背徳の人
この曲大好きなんだけど、こんな盛り上がる曲だと思わなかった。テンポがCDより速かった。
15.娼婦
モッシュがすごい。
16.ジレンマ
17.大嫌い
ダイバー。リフトアップ。
(〜18:44)
En.(18:56〜19:39)
出てきてユッケは金髪キノコ何人いるか数えてた。4人ぐらい?
逹瑯「出てくる前に気づいたけど、チャック半分開いてたんだよ。気づいてた?気づいてない?良かった。半分ならセーフだよ。
さっきも言ったけど、名古屋系はヴィジュアル系の聖地でね。名古屋をどう攻略していくかが大変で。
ミュージックファームもね」
YUKKE「ミュージックファームでまたやりたいよね」
逹瑯「やりたくない!」
YUKKE「なんでよ」
逹瑯「ただただきつい。きっとこんなんだよね?そうそう」
とくっつく2人。
逹瑯「お客さんもこんぐらいだよ」
前方のとこだけ指指してた。
逹瑯「今はなかなか名古屋から引っ張っていくバンドが出ないんだよね。なんで出てこないと思う?俺cold rainのせいじゃないかなと思うんだよね」
YUKKE「かっこいいからね」
逹瑯「そう、だからみんなあんな感じがいいなってなるんだよ」
YUKKE「そうだね」
ここのYUKKEがめっちゃ塩だった!
逹瑯「無駄に20分ぐらいずっと煽ってるバンドいないもん。なのでムックがヴィジュアル系盛り上げたいと思いまーす!!」
逹瑯「いつも気になるんだけど、名古屋って何が美味しいんだい?全部そこそこ美味しんだよね。SATOち何食べたんだっけ?あんかけパスタ食べたって言ってたっけ?」
SATOち「そう!あんかけパスタ!サラリーマンばっかりだった。若い人いなかった!」
逹瑯「どうだった?」
SATOち「…そこそこ美味しかった!」
YUKKE「俺、昨日○○食べました」
ここ何か全然わかんなかった。聞き取れたけど知らないから忘れちゃった。
YUKKE「すごい人気でね、“相席でも良いですか?”って言われて。“あ…なんかおもしれぇなぁ”っておばあちゃんと相席でした」
金髪キノコが相席ってどんな気持ちなんだろう。
逹瑯「俺は昨日、ファンクラブの企画で名古屋港水族館に行って…チャリこいで行ったんだけど」
この辺曖昧で、防護服だか潜水服だか着て深海に潜るのは死を意味するとかなんとか言ってて。昔の潜水服を展示しているのかな。
逹瑯「ヒアリも探しに行ったんだけど、いませんでした!!」
YUKKE「ヒアリあんたが見つけたらニュースになるから」
逹瑯「だから、刺されて明日のライブ中止!…みたいにして、“9月に殺シノ調ベってアルバムが出て、ホールツアー廻るんですけどそこで挽回します”って言おうと思って」
YUKKE「…すごいなぁ笑 名古屋の道はどうでしたか?」
逹瑯「あ、感動した!
今、自転車道と歩道って分かれてて、
自転車道走ってると途中交差点があるから一度途切れて、また自転車道が出てくるじゃない?
普通は段差があるから、こんな感じ(( ̄\ _ / ̄)になるけど、ゆるやかだった。だから感動した!」
逹瑯「リーダーどうですか?」
ミヤ「山本屋の味噌煮込みうどんあるじゃん?誰か今じゃなくていいから、総本店と本店の違いを教えて、Twitterで」
逹瑯「総本店と本店があんの?」
ミヤ「どうやら元々は同じ家系でやってたらしい」
ミヤ「昔ツアーできたとき、定食屋で味噌煮込みうどん食べようってなって、食べたらまあ不味くて。2度と食うか!!って思って15年ぐらい食ってなくて今回山本屋で食ったらうまかった」
YUKKE「…その昔ツアーで行ったとき俺いた? 」
ミヤ「いない!」
いない!の反応の速さよ
ミヤ「ハートランドって移転したよね?」
移転したー!!
ミヤ「ハートランドも会場の候補で、移転したのかってなり、ここになったんだけど」
YUKKE「ハートランドも思い出の会場だよね、ソールドアウトした」
名古屋で初めてソールドアウトしたのかな
ミヤ「そうそう、ソールドアウトしたら店長から大入袋もらえるんだけど、もらうときに“ソールドアウトしたけどライブ全然ダメだったねー”って笑
逹瑯が前日に台湾ラーメン連れていかれて声が全然出なかった 」
逹瑯「あれ以来台湾ラーメン食べてないもんね。名古屋にライブ以外で来ないから食べないよね」
YUKKE「でも美味しいよね」
逹瑯「…美味しいのか?近所にあったら行く?」
YUKKE「いく」
逹瑯「でも台湾ラーメン、台湾にないんだぜ?インドカレーがインドにないようなもんだよ。ジャワカレーってジャワにあるのかな?」
YUKKE「ジャワってどこ?」
逹瑯「わかんない」
なにそれwww
YUKKE「あ、観覧車あるとこっていつも握手会とかやってんの?」
逹瑯「名古屋港水族館の辺りにも観覧車あったよ!」
YUKKE「観覧車好き?」
逹瑯「いや、そうでもない。好き嫌いのものじゃないもんね」
観覧車好き?って質問が家帰ってからじわじわきた。なんだこのカップルのとりとめのない会話は!
YUKKE「祭nine.ってグループ知ってる?その握手会やってて。上から見てたんだけど、ああいうイベントムックでもまたやりたいなーと思って。アスナル金山って無くなったんだっけ?」
あるー!!
YUKKE「あんの?あんの?」
逹瑯「金山って意外と近いんだね、昨日チャリで通って。アスナル金山あるかわかんないけどここかーと思って通ってきた」
逹瑯「SATOちどうですか?」
SATOち「名古屋、キャッチ多くない!?…錦?錦か」
逹瑯「女子大あるからでしょ」
SATOち「キャッチも多いし、外人も多いし歩けないなと思って。下向いて歩いたらいいの?」
逹瑯「下向いたら余計ダメだよ!相手が怖がるように歩かないとダメ。昔のユッケみたいに歩いたら良いんだよ。宙を見る感じで、内股で」
YUKKE「いや、俺あのポーズで歩かんよ?あとけっこう声かけられるからね」
逹瑯「それは普段のYUKKEだからでしょ?ステージの雰囲気で、宙を見る目で。歩いてみてよ、よくわかんないから」
と言ってやらされる。
内股で目を見開いて、どこ見てるかわからん感じで歩かされる。
YUKKE「いや、こんなんで歩かんよ?」
SATOち「ありがとう!わかった!笑」
逹瑯「…曲いこうか!なんかここがいつも締まらないんだよな。(ユッケに対して)何雰囲気出してんだよ」
18.砂の城
ミヤ(アコギ)と逹瑯だけの演奏だから、SATOちは座ったまま。で、YUKKEは途中までテンポ取ったり、直立だったり。
2番で、線香花火を取り出し、火をつけるも、パチパチが一発ぐらいで失敗。
逹瑯「なんか最近線香花火上手くいかねぇんだよなー。上手くいかなかったぶん、名古屋暴れてくれ!!」
19.オルゴォル
20.NO!?
21.スイミン
テンポ速かった。
逹瑯「ラスト、ただ暴れるだけの曲です!」
22.狂った果実(笑)
ダイバーばっかり。転がしまくった。
フロント3人が、“俺たちを倒してみろ!”みたいなことを言ってた。
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※いつも通りMCはニュアンスで書いてます。MC箇所も曖昧です。
ムックは今年結成20周年であり、20個の発表がありその一貫。去年の大阪ライブで発表したやつやね。
この日は痛絶が中心のセトリ。
フォーク色強く、歌謡曲のメロディを中心に拵えた楽曲達だけど、音はヘヴィネス。
Aメロ、Bメロ静かで、サビで激情…のような楽曲が多く、ある種今よりも感情的な楽曲だと思うんです。
そして、この頃は90年代ビジュアルの流れを汲んだ曲もあり、この時代があったから、葬ラ謳もあって、現在にも繋がるんだなと改めて思った。みんな大好きシンコペーション。
にしてもムックのダイブは肩車からのクラウドサーフだから準備もできるし、タイミングがわかって良いですね。怪我しにくそう。
知らん人を初めて肩車しました。出会って数秒シリーズか。
そして小鳥の歌を聴けて良かった。これも初めて聴いたのかな。
初日ごちそうさまでした。
mode of 痛絶おしまい。
【セットリスト】
1.アカ
2.盲目であるが故の疎外感
3.五月雨
4.花
5.恋人
6.鎮痛剤
7.夜
8.翼を下さい
9.イタイ手紙
10.廃
11.あやとり
12.断絶
13.家路
14.背徳の人
15.娼婦
16.ジレンマ
17.大嫌い
En.
18.砂の城
19.オルゴォル
20.NO!?
21.スイミン
22.狂った果実(笑)