今回はA9のライブへ。
土曜も月曜も仕事だったけどどうしても見たくて新幹線で弾丸で行ってきました。というか連れてってもらいました。
その前に新木場へ早く着いたので、木材合板博物館というとこへ行ってきました。誰もいない。マニアックな博物館だなぁ。
シナ合板とか何枚合わせてるとか種類分けてて勉強になるんだわ。これが良かった。
ライブがメインなんだが意外とまた行きたい合板博物館。
で、アリス九號.の話。
アリス九號.、alicenine.とバンド名を変え、今はA9。
12周年ライブで、場所は新木場スタジオコースト。2400人キャパ。2008年にGLAYの男ナイトで来た以来の会場。ここは横に広くて後ろでも見やすい。
今回は結成当初の2004年、2005年の曲だけをやるとのこと。詳しい感想は後ほど。
17:34〜
スクリーンに2016年から2004年へPVが遡る感じ。そしてライブタイトル
A9 XII ANNIVERSARY LIVE “NO NAME”-名前は未だ無い-
が出て、
平成二十八年八月二九日からどんどん遡り、平成十七年七月七日でスタート。
1.平成十七年七月七日
いきなり合唱。最初からクライマックス。
2.華一匁
将「みんな元気かー!元気かー!アリス九號です!(エーナインって言わずに言ってから“あっ…”って言ってた気がする)今日は飛ばしていきたいと思います!次も久しぶりの曲です、グラデーション!」
3.グラデーション
4.聖者のパレード
5.メロウに沈んで
将「この曲はみんなでしゃがんでジャンプしてください!!」
と上手、真ん中、沙我くん、下手の列ごとでジャンプ。
6.明治
言わずと知れたチョコレートの明治の曲。こんなん昔やってたんや(°_°)
メンバーコール用の曲。メタルアレンジ感があって良かった。しゃるろっとにもメンバーコール曲あったなぁ。
7.朱い風車
これも合唱。すごく良かった。
将「ありがとうございます!12周年ライブということで、初めはどうなることか…と思ったこともあったけど、みんなの声をたくさん聴けてよかったです。自分たちもこんな格好きて12年前の曲をこうやってやるとタイムスリップしたみたいだね。もう同じようなライブはないかもしれないけど楽しいです、ありがとうございます!みんなの顔も12年若返ったような気もします笑
では今回のライブの発案者である沙我くん、どうですか!」
沙我「今日はね、これ(左目眼帯)だからね。ここから先(上手側をジェスチャー)が見えない笑」
えーー!
将「久しぶりだもんね!」
沙我「あ、でも、、、(首を左に向けて)見えるーーーー!!!」
www
将「懐かしいね、眼帯とか…今日メイクした後沙我くん見て、“あ、お久しぶりです”って感じだったもんね。あと露出度高いね」
沙我「背中見てよ、スタッフさんにハサミ入れられたよ」
将「腹とか太もも出す文化あったじゃない!」
沙我「あったね!」
将「沙我くんがやって流行った感あったじゃん、だからあえて背中を!」
沙我「今でも腹出せると思うけど…布がほしい!」
将「(笑)では沙我くん作曲のパーティチューンで!」
8.H.A.N.A.B.I.
将「さっきから久しぶりの曲をたくさんしていて…初期の曲はフリがたくさんあって大変だと思います笑 」
沙我「でも昔の曲やってて将くんがフリ キレッキレだよね。よく覚えてるなーって思うよ。みんなも頑張ってついていってる感じでしょ?まあ昔から見てる人は“私について来なさい!”って感じかもしれないけど笑」
将「次の曲はメンバーすら忘れてた曲です。11年ぶりぐらいにやりますね。でも良い曲!」
沙我「次やる曲の主人公の心は晴れてるんですかね?」
将「本日ハ晴天ナリって曲で、、、今日雨だった??これは曇り空から光が差すように願うような歌(なんて言ったかな)なので、今日の天気にぴったりかと思います」
沙我「じゃあ将くんに主人公になりきって歌ってもらいましょう!この曲はフリあるの?」
将「これはフリなかったかな笑」
9.本日ハ晴天ナリ
シーンとなってて、、、
将「はい!こういう空気ですね!MCって書いてあるんでね!ヒロトくん、今日のライブどうですか!」
ヒロト「いや、久しぶりの曲もあって楽しいですね。12年前を思い出してね」
将「お客さんもこんな入ってなかったもんね、最初のAXとかね」
ヒロト「AXは…入ってたかな?」
入ってたんかい!笑
将「AXは…入ってたのかな笑 高田馬場AREAとかでライブしたときはあそこのキャパって450人ぐらいだっけ?お客さんこの辺(最前指して)にもいるんだけど、ヒロトくん、沙我くんは遠くの方見て5万人ぐらいに向けてライブしてたもんね。アリーナ!みたいな」
ヒロト「そうそう、遠く見てたから。。だから幕張も大丈夫ですよ!」
将「X Fest.(VISUAL JAPAN SUMMITのこと?)出演決まったもんね!昔から5万人ぐらいに対してやってたんでね!」
ヒロト「今日は7万人ぐらいかな!笑」
ヒロト「今日は本当一曲一曲やってて思い出して、次にやる曲も久しぶりで。節目節目ではやってるかな。曲名って言っても良いのかな?」
将「いいよ!」
ヒロト「百合は蒼く咲いてっていう曲で、僕らの3ヶ月連続リリースの第3弾で雪山でPVを撮ったんだけど、ほぼエンプティの機材車で雪山降りるっていうね。崖から落ちそうになったもんね」
沙我「俺機材車押したもん」
将「沙我くんお腹出した衣装で機材車押してたもんね、雪山で笑」
ヒロト「本当にやってて一曲一曲思い出しますね。そんな寒かった思い出の曲です」
10.百合は蒼く咲いて
11.無限の花
曲終わりに将くん、虎くん、沙我くん、ヒロトくんの順に演奏が終わり捌けて、最後Naoくんだけが残る。そこからドラムソロスタート。
12.Siva & Diva
逆にドラムから順番に入っていく演出。
13.ハイカラなる輪舞曲
沙我くんのターン。ベースを舐める。
将「今日は12年前の曲を中心にしてるので、最近応援してくれてる人でも最初の1、2年応援してたよって人もいると思います。俺たちは欲張りだから、ここからまた大きなステージに立てるよう武道館でも東京ドームでもなんとかアリーナでもいいよ!全員を連れていきたいんだよ!
ここまでやってきて、昔の曲知らないよーって人!聴いててわかると思いますがけっこうメロディアスなバンドだったんです。まあ今もメロディアスかな…ある意味。でもこのライブが終わってから何人か言うでしょう、暴れ足りなかったって!!血に飢えたやつはいるかぁぁぁ!!!みなさん、ラストに向かって一緒に心中してくれますか!!死んでくれますか!!」
14.白夜ニ黒猫
15.アゲハ
16.闇ニ散ル桜
(〜19:20)
19:23〜
アンコール入る前に結成して半年満たないぐらいのラジオ収録の模様が流れる。虎くんが全然喋れなくて、スタッフさんと“テンポ良く話して!”と言われてる感じ。初々しかった。祇園精舎の鐘が鳴るリリースの直前ぐらいのラジオコメントのようでした。
En(19:29〜)
みんな学生服姿で登場。もうやる曲がわかるじゃないか。
将「ちょっと突っ込みどころが多いけど、まずはなんですか、あのラジオは?」
沙我「あれは結成して半年ぐらいで、僕らがプロとして初めて収録したラジオですね」
将「全然プロじゃなかったけどね笑 虎くんが全然喋れてなかった!」
虎「俺あんなに喋れてなかったんだね…!」
沙我「ヒロトくん2トーンぐらい声高かったし!」
ヒロト「人間声変わりって本当にするんだね!声が落ち着いてなかった!」
将「で、この格好ですよ。学生なのか?っていう」
沙我「どう見ても新橋のサラリーマンにしか見えないんだけど」
そんな派手なリーマンおらんてw
ヒロト「将くんのレイヤー感がすごいww」
将「学生じゃなくて絶対幕張にいる人だよね笑 これは、1周年の渋谷AXでのライブでみんなで学生服着たんだよね。もう何の曲やるかわかるでしょ?みんなで歌ってください、春夏秋冬!」
17.春夏秋冬
将「曲やってて渋谷AXでやってたこと思い出した!今日」
ヒロト「今の方がヴィジュアル系やってる気がする。12年前って俺ここまで髪もやってなかったもん。さっき頭ふったときに髪吹っ飛んでいくんじゃないかと思った笑」
将「飛ぶはずないけど飛ぶんじゃないかっていうね笑 虎くんも今の方がヴィジュアル系かな?」
虎「俺は昔は昔でけっこうやってたよ!笑 メイクでもみ上げだけ描いてもらったときとかあったな」
将「虎さんは格ゲーのキャラみたいなんだよね」
ヒロト「虎くんが通ると道がばっと開くっていうね」
将「それは別の理由のような笑」
子供の泣き声が聞こえる
虎「何事??」
将「ええんやで、ええんやで。このおにいさんこわいよなぁ(´Д` )」
良いタイミングで声をあげてくれたなぁ!笑
虎「でもドレッドヘアとかやってこの髪引っ張られる感じとか裾を足で踏んじゃう感じとか懐かしいなと思った!」
沙我「いろんなとこにドレッドヘア落ちてたよねwギターケース開けたらあったり」
虎「一度沙我くんのこの辺に(ベースヘッド部分)ついてたこともあって」
沙我「うんこかと思ったもん」
虎「まあうんこみたいなもんですよ」
ヒロト「虎さんの分身がそこらにあった!」
将「綺麗な話しよう!綺麗な話!笑」
沙我「今日はいろいろ発見がありますよ。ここに来てる人は何かしら今日やる20曲ぐらいで…それぞれバラバラかもしれないけど最高の思い出や思い入れがあるわけじゃない?PRISMATICとかRAINBOWSとかよくやってる曲あるけど、やっぱり思い出には勝てないと思うのね。
だから…なんでしょう?笑
まだまだ頑張らなきゃいけないなと思って。これからライブもまだ控えてて、イベントライブとか…クリスマスもあるか。本当どうなるかわからないけど、今日やるだけじゃ意味がないからこれからも楽しみにしていてください!」
18.銀の月 黒い星(〜19:42)
Wen.(19:47〜)
将「Wアンコールってあんまりしてなかったんだけどね。今年はよくやってるかな?今日はまだまだやるからね。どうですかNaoくん!」
Nao「やっときた!懐かしい曲で楽しいですね。当時のテーマである和洋折衷って衣装やステージセットでしょ?」
ステージセットに和柄のボーダーが入ってたり、小紋柄のラインが入ってた。
Nao「今日はグッズも出してて…おかげさまで7割ぐらい先行で売れてて。ここでグッズ紹介いっちゃう?出てくるのかな?出てくるの?」
将「ステージ袖がざわざわしてるけど大丈夫?笑」
と、ヒロトのアンプ上ぐらいにあって、
ヒロト「ありました!!!!10周年のときはワインを作ったんだけど、今回は日本のお酒ということで、、、柚酒!!!」
ヒロト「味にもこだわってね、飛騨高山に実際に足を運んで作ったオリジナルです!その辺の安物と違うからね!そして、グラスもついてます。最近では女性の方もお酒を嗜むということでね、炭酸で割ることも多いみたいなんで!柚酒もかっこいいでしょ?飾っても様になるんでね!」
沙我「イッキ!イッキ!イッキ!」
ヒロト「12年前はこれくらい(ほんのちょっと)でダメだったけど、今は半分くらいいけるかな」
将「それフリなの?笑 あんま言わない方がいいんじゃないの?笑」
ヒロト「…まあ、これからのみんなの頑張りようで考えます!笑 ライブ後はその辺で飲んでください!!」
将「この辺すき家かファミマしかないよ」
Nao「そういえばこの前吉野家飲み?すき家飲み?したよ!初めて!」
将「今回11年、12年前の曲をやるってことで、ツイッターでアゲハの動画あげてる人がいてさ、どこから見つけてくるんだよって思って笑 次の曲も12年ぶりぐらいにやる2つ目の曲です。なんでしょう?なんでわかるんだよー!!おまえら絶対ゲームのラスボスすぐ倒しちゃうでしょ。ゲーマーな例えでごめん笑 」
19.葬園-名も無き君へ-
20.光彩ストライプ
21.極彩極色極道歌
将「あー今日はなんだか幸せな気分です!ありがとうございます!もう終わるのが嫌で、曲をやりたくない!曲をやりたくない!!笑 みんなの中で思い入れのある曲かはわからないけど、この曲は俺たちが初めて集まって音を出して作った曲です!タイムマシン!」
22.タイムマシン(〜20:40)
ライブの告知があり終了。
------------------
アリス九號.(あえての表記)を見たのは2回目。一度目はBENTというフリーペーパーのイベントで、彩冷える、メリー、Plastic Treeとか出てたかな。今もBENTってあるのかな。ワンマンは初めて。
知ったのは祇園精舎の鐘が鳴るの頃だったかな。中3だったはず。当時の彼女に全員イケメンのバンドがいると言われてSHOXXで姿を見て、Beat shuffleで曲を聴いて。店頭に置いてあるグラデーションのPVで動く姿を初めて見た。という感じ。
当時のV系はPSCompany所属バンドに勢いがあって。ガゼットやKagrra,雅、Kraの中にアリス九號.もいた。事務所違うけどナイトメア、アヤビエ、アンカフェ、シド、ムックなどメジャーとインディーズ隔てなくヴィジュアル系というものがそれなりに人気あったと思う。あとはJanne Da Arcの月光花が流行ったり、シーンが賑わってきてた気がする。
ネオヴィジュアル系って言われたのはもうちょい後だったかな。
上記のようにカタカナバンドが本当に多かった。一時期は読めないような漢字、何語?ってバンドも多かったのに。
楽曲は歌謡曲基調、JPOPと変わらないメロディ、あとは煽り曲みたいなのが増えた気がする。デスボイス(日本だとグロウルという言葉は似合わない)や折りたたみヘドバンが増えたのもこの頃。見た目で言うと笑ってる写真も多くなった、カッコつけるというよりアイドル的というか。だから楽曲じゃない顔ファンというファン層もいて。
まあヴィジュアル系だから買ってくれるなら良いやんって僕は思ってたんだが。
そんな中でアリス九號.は和洋折衷がテーマでヴィジュアル系にも鮮やかさがあり、楽曲も和音階も多用しつつベースはハードにメロディはキャッチーですごく聴きやすくてはまった覚えがある。
そういえば ALICE IN WONDER LANDのとき、初めてサイン会に行ったんだった。
Peace Smile Radioも聴いてたし、bayfmのON8でゲストのとき聴いてた。
今じゃ考えられないけど、当時は音源漁る方がメインで、ライブは行けなかった。親が厳しかったのもあるんだが。明治も知らんかったし笑
だからアリス九號.を聴き始めた頃の曲をまとめて聴けたことが嬉しかった。やっと聴けた、やっと聴けたと。
3か月連続リリースとかあったなとか、闇ニ散ル桜が千ノナイフガ胸ヲ刺スみたいだなとか、いろいろ考えたことを思い出した。
こんな瞬間が来るなんて11年前の自分に伝えてやりたい気分だ。
人の良さが伝わってきて、なんだか煽りも良い意味でV系っぽくないなぁと。そこが良いところだなぁ。みんな仲良さそうで、ファンよりもメンバーが演奏を楽しんでるところが良かった。メンバーが誰よりもこのバンドのファンであるところが良い。
大好きな銀の月 黒い星や葬園も聞けたし本当に良かった。こんな感じですかね。
ごちそうさまでした。
【セトリさん】
1.平成十七年七月七日
2.華一匁
3.グラデーション
4.聖者のパレード
5.メロウに沈んで
6.明治
7.朱い風車
8.H.A.N.A.B.I.
9.本日ハ晴天ナリ
10.百合は蒼く咲いて
11.無限の花
12.Siva & Diva
13.ハイカラなる輪舞曲
14.白夜ニ黒猫
15.アゲハ
16.闇ニ散ル桜
en.
17.春夏秋冬
18.銀の月 黒い星
wen.
19.葬園-名も無き君へ-
20.光彩ストライプ
21.極彩極色極道歌
22.タイムマシン